【2025年】立秋(りっしゅう)| 立秋とは?この時期の七十二候、暮らしのアイデア、旬の食材のレシピ など

ブログ「季節のささやき」では、季節の節句や行事ごとに、暮らしを豊かにするアイデアや旬の食材のレシピなどをお届けします。
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1. 立秋ってどんな時期?(七十二候も)
立秋(りっしゅう)は二十四節気*1で13番目となる季節の指標で、八節*2の一つ。
2025年は8月7日から約15日間を指します。
まだ夏の名残はあるものの、朝夕に涼しさが感じられるようになり、秋の訪れを告げる時期です。
立秋以降の暑さは残暑(ざんしょ)とされます。
この期間中にはお盆があります。仏教に由来しつつも、古くからの先祖供養の風習として、信仰にかかわらず多くの人が参加する行事となっています。
*1二十四節気(にじゅうしせっき)
太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた、24の季節の指標。節気の始まりの日だけを指すことも多いが、本来はこの日から約15日間を表す。
*2八節(はっせつ)
季節の変化を反映する指標として二十四節気のうちで特に重要とされた8つの節気。季節の始まりを意味する“四立:しりゅう(立春・立夏・立秋・立冬)”と、季節の中間に位置する“二至二分:にしにぶん(夏至・冬至と春分・秋分)”を合わせたもの。
✔︎ 立秋の時期の七十二候*3

・初候(8/7頃〜):涼風至(りょうふういたる)
涼しい風が立ち始める頃。
・次候(8/12頃〜):寒蝉鳴(かんせんなく)
ひぐらしが鳴き始める頃。
・末候(8/18頃〜):蒙霧升降(ふかききりまとう)
濃い霧が立ち込め始める頃。
*3七十二候(しちじゅうにこう)
約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに等分して初候・次候・末候とした、72の季節の指標。
2.立秋の時期の暮らしのアイデア
立秋の時期の暮らしを豊かにするアイデアはこちら↓
▼ 手仕事やお飾りで立秋を楽しむ
・夏の日差しと染める、柿渋染め - by.真鍋 百萌
・藍のたたき染め - by.真鍋 百萌
・切り絵のモビール作り - by.真鍋 百萌
▼ 秋バテに発酵食品で備える
・自家製甘酒のアイデア - by.川上琴美
・自家製米麹作りのアイデア - by.中里早紀子
・発酵食品で楽しむ夏の食卓 - by.tome
▼ この時期にまつわるコラムを読んで過ごす
・島暮らしのnijisuzumeさんのコラム / 浜香のおはなし / ゴーヤのおはなし /
3.立秋の時期の旬の食材/食べ物とそのレシピ
この時期が旬の食材には、カリウムやビタミン類など、まだまだ続く夏の疲れを癒す栄養素が豊富に含まれています。
積極的に取り入れて、暑さを乗り越え、秋を迎えるからだを作りましょう。
▼ 旬の食材とそれにまつわる読みもの
・鯵(干物、冷や汁、鯵のピカタ)
・とうもろこし(冷やし汁粉、キーマカレー、茶碗蒸し・ごはん)
・ゴーヤ(ひき肉詰め、酢漬け、佃煮)
・ピーマン(ピーマンとウインナーのコンソメ炒め)
・きゅうり(冷や汁)
・なす(蒲焼き、ラバネ風、お味噌汁)
・ツルムラサキ(下ごしらえとアレンジ)
・白瓜(白瓜の箸休め)
・金糸瓜(金糸瓜の下処理)
・バジル(バジルペースト、自家製ピザ)
・ニラ(ニラだれ)
・トマト(金目鯛とトマトのスープ、自家製ケチャップ、タコとトマトのパセリマリネ、トマトのブルスケッタ)
∟ by.おべんとうつづり「ベトナム風金目鯛とトマトのスープ」
・オクラ(オクラの巻き寿司、オクラのかき揚げ)
・新生姜(甘酢漬け、自家製ドレッシング、ハニージンジャーシロップ)
・みょうが(味噌漬け)
・メロン、ブルーベリー、マンゴー(旬の果物のゼリー)
・桃(桃パフェ、桃の水出し緑茶)
・いちじく(いちじくのテリーヌ)
・パッションフルーツ(パッションフルーツソースのココアナッツアイス)
いかがでしたか。
季節の移ろいをそっと暮らしに取り入れながら、健やかに過ごせますよう。
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