切り絵のモビール作り
連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ
日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。
8月、築45年の古い自宅は、窓が大きく夏のまぶしい日差しがいっぱいに入ります。
外はすでに暑さを帯びた空気ですが、窓いっぱいの緑と日差しの入る朝のリビングは気持ちよく、大きく窓を開けて外の空気を吸って深呼吸。
今の自宅に引っ越してきて、5年半が過ぎました。
もともとの洋館風の造りを活かしつつ、壁に漆喰を塗ったり、タイルを貼ったり、床に無垢板を敷いたりして(これは大工さんにお願いして)楽しみながらリフォームしている、いまだに完成していない自宅です。
漆喰壁が完成した時、味わいある壁と、緑の見える窓、その窓辺に合うようにと、思いついて、切り絵のモビールを作りました。
2歳だった次女が、なぜだか魚のアンコウに興味を持っていたので、モビールの題材はアンコウと私の好きなサバ。
#そうして夏がやってきた
8月の窓辺によく似合うので、階段に移動していた、この「アンコウとサバ」のモビールを再び窓辺に飾りました。
ゆらゆらするのが、見た目にも涼しく、たのしいです。
以前友人の出産のお祝いにも、山羊の切り絵をモビールにしてプレゼントしたことがありました。
揺れると、山羊さんたちが飛び跳ねて遊んでいるように見えます。
ねんねの赤ちゃんが、喜んでくれると思います。
今回は、カッターと針金だけでとっても簡単に作れる、切り絵モビールの作り方をご紹介します。
文末にアンコウとサバの型紙もあります。
道具 |
ビーズ用のワイヤーが細いので、まるで宙に浮いて泳いでいるように見えて楽しいですよ。
色画用紙はお好みの色で選んでください。
今年の暑さもなかなか厳しいですが、アンコウたちを眺めつつ、あと少し暑さを乗りきっていきたいと思います。