玉蜀黍を味わう

玉蜀黍の薄い緑と鮮やかな黄色の美しい色合いが並んでいると、夏の訪れを感じます。
近年は甘く柔らかい品種が増えている玉蜀黍。我が家では甘味が強い品種は味付けはせずそのまま焼いていただきますが、甘味が控えめな玉蜀黍は様々な料理に姿を変えて食卓に上ります。
今回は毎年この時期になると作る、玉蜀黍(とうもろこし)を使ったお料理をご紹介します。

まず一品目は玉蜀黍の優しい甘みを生かした玉蜀黍の茶碗蒸しです。

玉蜀黍:1本 *作り方* 1. 水に昆布を浸して30分置く。 2. 玉蜀黍を皮付きのままトースターまたはグリルで焼き、皮を剥き身を削ぎおとす。 3. 玉蜀黍のお出汁を取ります。 鍋に入りやすいよう芯を5cmほどに切ったものと髭、昆布を450mlのお水で煮て、沸騰直前に昆布を取り出す。沸騰したら弱火で15分ほど煮立て、火を止め鰹節を入れる。そのまま2分ほど放置。漉して、玉蜀黍のお出汁の出来上がり。 4. 玉蜀黍の実と3のお出汁300mlを合わせ摺鉢で摺る、又はミキサーで撹拌し、晒しにあげきつく絞る。 5. 4に溶いた卵、薄口醤油、味醂、塩を合わせ漉す。 (上記の分量は目安です。玉蜀黍のサイズや甘さに合わせてお好みのお味に調整してください。) 6. 器に流し入れる。 出来るだけ空気が入らないようにし、蒸す前に表面に泡が浮いていたら取り除く。 7. 蒸気の上がった蒸篭で強火で2分、弱火で15分蒸す。竹串を刺し澄んだ汁が出たら完成。 ※ 蒸篭がない場合はお鍋の底に水を張り茶碗蒸しがガタガタと揺れてすが立たないよう布巾を置き、その上に器を乗せて蒸すことも出来ます。水滴が落ちないよう布で覆った蓋を温度が上がりすぎないよう少しずらして蒸してください。 ※ 蒸し時間はお使いの道具によって調整してください。 |

二品目は玉蜀黍ごはんです。
米2合
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焼いてそのまま食べても、揚げても、蒸しても美味しい玉蜀黍。素揚げにして黒胡椒と塩、ペコリーノロマーノをぱらっとかけたりも。
今だけの旬を存分に味わってみてください。

#とうもろこし(6〜9月)
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