川上 琴美
連載:四角いおうちの暮らしごと日記。
クラシライター:川上琴美さんの衣食住、好きなものに囲まれた日々の暮らしをお届けします。
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犬の散歩中にときどき立ち寄る野菜の直売所。
そこで見かける野菜たちも少しずつ夏らしくなっていて、新しい季節の訪れにワクワクします。
これから暑さが増す夏にかけてはハーブが生い茂り、摘み取りの季節がやってきますね。
先日、バジルをたくさん買ってきたのでバジルペーストを作りました。
たっぷりのバジルはそのままにしておくと、あっという間に萎れてしまうので、買ってすぐの新鮮なうちにバジルペーストにしておくのが、 #わが家の夏支度 のひとつです。
夏の保存食として作っておけば、サラダやパンやパスタなどに使えて便利ですし、私の場合、平日の一人ランチの時にはバジルペーストが冷蔵庫にあると大助かり。
ついつい適当に済ませてしまいがちな家での一人ランチの時間も豊かな気持ちになったりするものです。
【レシピ】栄養豊富な初夏のバジルペースト
老化防止やガン予防に期待できるβ―カロテン、冷え性や肩こりを解消するビタミンEなどの栄養が多く含まれているバジルを使った、旬のペーストです。
材料
・バジル 100g ・ローストアーモンド 50g ・オリーブオイル 80cc ・レモン果汁 40cc ・ニンニク 2かけ ・白味噌 大さじ1 ・塩 ひとつまみ ・ブラックペッパー 少々
作り方
1、バジルを洗い、太い茎の部分を取り除きます。バジルの水気はしっかり拭き取ります。
2、ニンニクは縦半分にカットし、芯を取り除きます。
3、バジル、アーモンド、オリーブオイル、レモン汁、ニンニク、白味噌をフードプロセッサーに入れて攪拌します。
4、ペースト状になったら、塩とブラックペッパーで味をととのえます。
5、煮沸消毒した清潔な瓶に詰めていきます。
6、瓶に詰めたら、分量外のオリーブオイルを5mmほど上から追加して蓋をします。
*バジルペーストが空気に触れないようにオリーブオイルを最後にかけておくと、カビや酸化を防げます。
*アーモンドの代わりにカシューナッツや松の実などお好みのナッツでも大丈夫です。 ナッツは必ずローストしたものを使ってください。 生のナッツを用意した場合は、フライパンで乾煎りするか、オーブンで素焼きしてくださいね。
*コクを出す為に我が家では白味噌を使ってます。 定番の粉チーズでももちろん美味しく作れますのでお好みの材料で試してみてください。
*フードプロセッサーがない場合は、ハンドブレンダーやすりこ木でも。 その際は少しずつ馴染ませながらオリーブオイルを加えてください。
*保存は、冷蔵で一週間、冷凍で1ヶ月が目安です。
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お庭で育てている方やキッチンハーブとしてお部屋で育てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
青々とした鮮やかな緑色に贅沢な爽やかな香り。
夏の保存食として、バジルがたくさん手に入った時には
ぜひ作ってみてくださいね。

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連載:四角いおうちの暮らしごと日記。
長野県出身、千葉県育ち。子供服の販売員を経験後、某料理教室にて勤務。現在はアイシングクッキーの制作、イベントや教室を不定期で開催。2017年に建てた大きな窓の四角いおうちで手を加えながら家を育む、住まいと暮らしごと。衣食住、好きなものに囲まれた日々の暮らしについて発信していきます。