二十四節気「立春」|立春とは?この時期の暮らしのアイデア、旬の食べ物や食材(レシピ付き)


ブログ「季節のささやき」では、二十四節気や五節句、雑節や行事などの時節についての知識、クラシコサエルとしての暮らしを豊かにするアイデアや旬の食材のレシピなどをお伝えします。
今回は二十四節気“立春”について、
「1.立春ってどんな時期?」
「2.立春の時期の暮らしのアイデア」
「3.立春の時期の旬の食べ物・食材(レシピ付き)」
などをまとめました。
1.立春ってどんな時期?
2025年2月3日は二十四節気の初め、1番目の“立春(りっしゅん)”の始まりで、この日から約15日間を指します。
まだ寒さは残りますが、冬が終わり春が始まる時期です。
二十四節気の中でも四季を反映する節気として特に大切な“八節(はっせつ)”の一つ。
そのうちのさらに“四立(しりゅう)=立春、立夏、立秋、立冬”にあたる、四季の始まりを表す節気です。
また、立春の前日が節分になります。
1/10:大寒 ≪ 前 | 次 ≫ 2/18:雨水
※二十四節気(にじゅうしせっき)
・1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれを6つに分けた、24の季節の指標。(現在は最初の1日だけを指すことが多いが、本来はこの日から約15日間を表す)
・太陽の動きに合わせて1年を24等分して表現する=日の長さの変化に関わる暦。(そのため、日付は固定されておらず、1日程度前後する)
※八節(はっせつ)
・季節の変化を反映するものとして特に重要とされた8つの節気。
・季節の始まりを意味する“四立:しりゅう(立春・立夏・立秋・立冬)”と、季節の中間に位置する“二至二分:にしにぶん(夏至・冬至と春分・秋分)”を合わせたもの。
✔︎ 立春の時期の七十二候
・初候(2/4〜):東風解凍(はるかぜこおりをとく)
東風(こち)=春風が吹き、川や地面の氷が解け始める頃。
・次候(2/9〜):黄鶯睍睆(うぐいすなく)
ウグイスが春の訪れを告げてさえずり始める頃。
・末候(2/14〜):魚上氷(うおこおりをいずる)
川や湖の氷が解け、魚が動き始める頃。
※七十二候(しちじゅうにこう)
・約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに等分し、初候・次候・末候とした、1年の72の季節の指標。
2.立春の時期の暮らしのアイデア
立春、とはいえ、まだまだ寒さも残るこの時期。
本格的な春を迎える前に、冬物を整理し始めるのも良いですね。
▼ バレンタインを楽しむ
立春の時期にはバレンタインのイベントも。
クラシコサエル的バレンタインの楽しみ方はこちら。
贈りものに不可欠なラッピング。
クラシライターさんたちが紹介する、さまざまなラッピング方法はこちら。
・ハンカチで包むバレンタインギフト - by.kae
・春の三角包み〜paquet monté〜 - by.川上琴美
・植物を添えて包む - by.平本麻美
・瓶を包む - by.平本麻美
お子さんと楽しむバレンタインのアイデアも♪
・女の子ママのバレンタインの過ごし方 - by.平本麻美
・子供と楽しむバレンタイン - by.なこ
▼ 暖かな部屋で手仕事を楽しむ
暖かな部屋でおうち時間を楽しみながら、春の行事や新生活の準備をゆっくりとするのはいかがでしょうか。
・貝合わせを作りましょう - by.平本麻美
・はぎれあそび -ひな祭り- by.kae
・入園入学グッズを手作りしてみませんか(前編・後編)- by.kae
・入学準備。刺繍に込めるエールの気持ち。- by.川上琴美
▼ 春を感じるコラムを読んで過ごす

ひと足早く春を迎えている、西表島に住むnijisuzumeさんのコラムです。
/ センダングサのおはなし / 糸芭蕉のおはなし /
3.立春の時期の旬の食べ物・食材
平本麻美さんからは、そろそろ旬の終わりを迎えるみかんのシロップ漬けのご提案です。
少ないながらも寒さの中で甘みを蓄えた野菜や果実の、残り少ない旬を楽しみましょう。
春の訪れを感じる山菜も、そろそろ店先に並ぶ時期です。
▼ 旬の食材と、それにまつわる読みもの
・真牡蠣 / 11〜4月
(牡蠣の土手鍋風)
・りんご / 10〜2月
(焼き林檎のおやつ)
・れんこん / 10〜2月
(蓮根餅)
・小豆 / 10〜2月
(小豆ごはん、蒸篭で作る平本さんのお赤飯、tomeさんのお赤飯)
・春菊 / 11月〜2月
(春菊のペースト)
・かすべ / 10〜6月
(かすべの煮付け)
2月の読みもの2月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、3月の準備などの記事をお楽しみください♪ |