【料理家たちの夏とアペロ】荒木 典子さん:タコとトマトのパセリマリネ

2024.07.17

クラシコサエルの読みものバトン【料理家たちの夏とアペロ】 
人気料理家 7名による夏とアペロの楽しみ方を、レシピとともにバトン形式でご紹介します。
(※アペロ:夕食の前に食前酒を楽しむフランスの習慣のこと。)

荒木典子

3人目は荒木 典子さん(@aranoric)
現在は書籍やテレビの仕事を中心に、和食のお料理教室を主催。またおせち料理をライフワークとしており、他にお雑煮の会を主催するなど、様々な分野で活躍中。(プロフィール詳細は最後に)

① 夏のお楽しみ



毎年初夏になるといろいろな食材が次々とやってきます。梅、らっきょう、実山椒、トマトなど。教室で生徒さんと仕込んだり、自分の分を仕込んだりと忙しい時期を過ごします。自然は待ったなしで1ヶ月ほど食材に追われる日々が続きますが、夏がやってくるのを肌で感じられる楽しい時間でもあるんです。

② 料理家的、今年の夏のトレンド



お魚は豊洲の他に明石や京都から送ってもらうことが多いのですが、今年は明石から蛸を取り寄せてお教室をする予定もあり、西のお魚を使うことが多くなりそうです。
明石の蛸、鱧、穴子、大阪の鰯などなど。旬のお魚は本当に美味しく薬膳的にも夏の体を整えてくれるものばかりです。今年の夏も海に面した明石港のすぐそばで行われるセリに行く計画をしています。

③ アペロのテーマ



撮影スタッフさんや、打ち合わせにいらした方とそのままアペロを楽しむことも多いので、お酒を用意しながら家にあるものでさっと作ります。
季節の食材をシンプルに味わっていただけるようにすることと、できる範囲で天候に合わせて体調を整えるような食材を選びます。

④ 夏のアペロを愉しむレシピ



夏に美味しい蛸とトマトをたっぷりのパセリであえます。
切って混ぜるだけの簡単レシピ♪
白ワイン、シャンパーニュ、ビールに合いますよ。

【タコとトマトのパセリマリネ】


材料(4,5人分)

茹で蛸 足1本
フルーツトマト 1個
パセリ 1枝
塩、レモン汁、オリーブ油 各適量


作り方

1. 蛸は食べやすい大きさに切る。トマトも小さめに切り、パセリは葉を刻む。

2. ボウルに1を入れて塩、レモン汁、オリーブ油を加えてざっと混ぜる。

 

荒木 典子(@aranoric)

料理家。国際中医薬膳師。

青果卸を営んでいたお料理上手の祖母と、母の影響で食に関心のある環境で育つ。
大学を卒業してフランスへ留学し、帰国後調理師学校にて学ぶ。
その後、上京して出版社で料理本の編集者として働いたのち、2007年に独立してお料理の道へ。

現在は書籍やテレビの仕事を中心に、和食のお料理教室を主催。
おせち料理をライフワークとしており、他にお雑煮の会を主催。

著書は『いちばんくわしい基本のおせち料理』『旬の和ごはん12ヶ月』など多数。

いかがでしたか?
クラシコサエルの読みものバトン【料理家たちの夏とアペロ】
人気料理家たちの夏とアペロの楽しみ方をレシピとともに参考にしながら、暑さをしのぎつつ、気持ちよく過ごせますよう。

次回は4人目、柳瀬 久美子さん(@ kumikette)にバトンをつなぎます。
お楽しみに♪


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