旬の食材:白瓜

2023.06.14
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

夏野菜が店頭にたくさん並ぶようになりました。
今回は5月から9月頃までが旬の白瓜について
書いていこうと思います。
この時期は、同じくウリ科のきゅうり、冬瓜、ゴーヤ、ズッキーニなども旬を迎えます。
ウリ科の野菜は水分が多く、栄養価は低いと言われていますが
カリウムは豊富に含まれているので、むくみ対策になります。

 

 

白瓜のポリポリとした食感が好きで
箸休めによく作るひと皿をご紹介しますね。

 

 

 

材料

  • 白瓜 1本
  • 大葉 3-4枚
  • 梅干し 1個
  • 白味噌 小1
  • 胡麻油 小1
  • 白胡麻 小1
  • 塩 小さじ½

 


 

作り方

  1. 白瓜の縦半分に包丁を入れたら、スプーンで種と綿を取り除く。
    (皮はピーラーなどで縞目にランダムに剥いても、剥かなくてもどちらでも構いません。)

  2. 白瓜を2mm程度の厚さにスライスする。

  3. 塩で揉んで、10分くらい置く。

  4. 大葉を千切りにし、梅干しを叩いておく。

  5. 3の水気を絞り、4と残りの調味料を和える。

 

  

 

梅肉の酸味と大葉の爽やかな香りで
食欲の落ちる時期にもうれしい一品。
ガラスの器に盛り付けて見た目も涼やかに演出しましょう。
この夏、是非作ってみて下さいね。

そして白瓜といえば、忘れてはいけないのが
奈良漬けですね。

母は父方の祖母が作る奈良漬けが一番だといつも言っていました。
その奈良漬けは食べられ無くなってしまったけれど
恋しくなった時には
奈良県のアンテナショップで
加藤商店さんの「うねび漬け」を買い求めています。
粕を7回も替えるので完成まで約1年。
手間ひまかけることで芳醇な香りのする
美味しいうねび漬けができるのだそう。


(左)奈良漬け (右)伊賀越漬けディップソース

右は頂きもの。
伊賀にあるレストランオリジナル商品。
ate no michi (アテノミチ)
とてもお洒落なパッケージなので頂いた瞬間に期待が膨らみました。
中身はなんと伊賀越漬を原材料としたディップソース。
伊賀越漬は白瓜の種をくり抜き、紫蘇の葉や実、生姜、大根などを刻んで詰めたものを漬けた伊賀の名産品とのこと。

刻んだ奈良漬けをじゃがバターに散らし
アレンジ料理で楽しむこともあるので
この瓶詰めでまた料理の幅が広がりそうです♪

今回は夏野菜の白瓜にフォーカスしてみました。
ご覧頂きありがとうございます。

 





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