旬の食材:新生姜
連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
生姜はお好きですか?色々な料理の臭み取りや薬味になくてはならない存在ですね。6月頃からは新生姜が出回り始めます。瑞々しく、爽やかな香りとマイルドな辛味が特徴の新生姜は、初夏の味。今回は定番の甘酢漬けとそれを使った焼き鯖寿司をご紹介します。
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甘酢を加えるとみるみる内に、綺麗な桜色に変化していきます。小さなお子さんにも是非、この瞬間を見せてあげて下さいね。マジシャンになったつもりで。笑。赤い部分(☆)が酢と反応して綺麗な色を作り出しています。口当たりが悪いので、わかりやすくするために1番上にのせます。
箸休めにはもちろん、刻んだ甘酢漬けをちらし寿司やお稲荷さんに混ぜ込むと、さっぱりして食が進みます。焼き鯖寿司にも入っています。意外と簡単なので、作ってみませんか?
小骨を抜いて焼いた塩鯖と酢飯を用意します。ラップを敷いた巻き簀に鯖、大葉、新生姜の甘酢漬けを順に重ね、酢飯をのせて整えたら、しっかり巻いていきましょう。そのまま30分ほど馴染ませ、ラップの上から切ると綺麗に切れますよ。
甘酢にきちんと浸かっていれば、冷蔵庫で1年くらいは保存が出来るので、いつもは倍の量で上の保存瓶いっぱいに作っています。新鮮な新生姜を見つけたら、たっぷり作って箸休めやアレンジ等を楽しんで下さいね。今日もご覧頂き、ありがとうございました。
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