旬の食材:ゴーヤ
連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
処暑。
二十四節気が立秋から処暑へと変わりました。暦の上では、厳しい暑さは少しおさまる頃とされています。夏の疲れが出始めて、夏バテになりやすい時期でもあります。
そんな時はバランス食材のゴーヤを食卓に!
特有の苦みが体内にこもる熱を排出し、胃腸の調子を整え、食欲を促す効果があります。そしてビタミンCも豊富。夏バテ予防にぴったりの食材です。
我が家では、ゴーヤチャンプルにするとペロッとなくなります。
山でも食べたいゴーヤチャンプル
毎日摂りたい栄養素が詰まっているゴーヤを丸々1本を使うのではなく、もっと手軽に楽しめるように、乾燥ゴーヤも作っています。水で戻して炒め物に加えたり、そのままお味噌汁に入れたり。トッピングやアクセントにもなり重宝するんです。
輪切りにしてざるに並べ、1〜2日天日干しします。
冬頃まで長く楽しむ為に、保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫で保存します。
常温保存の瓶詰めは、早めに使い切るようにします。
こちらは白いゴーヤ。
苦味が少なく色味が綺麗なので、生食がおすすめです。
酢漬けにして冷蔵庫に入れておけば、箸休めに便利です。
・ゴーヤ 1本
1、縦半分に切って、ワタと種を取り除き薄くスライスする。 2、塩をまぶして10分ほどおく。 3、しっかりと水気を絞り保存容器に入れ、はちみつと米酢を注ぐ。 米酢の量はゴーヤの大きさに合わせて、ひたひたに浸るくらいに調整してください。 |
ひらひらと可愛らしいフォルム。
苦味を和らげる方法としては
塩と一緒に砂糖小さじ2を加えて揉み込み絞るというやり方もあります。
お試しください。
こちらは白ゴーヤの酢漬けと〆鯖を和えたもの。オリーブオイルを絡めて、レモンの香りと生胡椒をアクセントに。
白ワインが進みます♪
いかがですか?
滋味に富んだ旬の食材を使って、残暑を乗り切っていきましょう!