【2025年】二十四節気:寒露(かんろ)

1. 寒露っていつ?どんな時期?(七十二候も)
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〜季節のささやきに、耳をすませて〜
ブログ「季節のささやき」では、季節の節句や行事ごとに、暮らしを豊かにするアイデアや旬の食材のレシピなどをお届けします。
1. 寒露っていつ?どんな時期?(七十二候も)
寒露(かんろ)は二十四節気*1で17番目となる季節の指標。
2025年は10月8日から約15日間を指します。
朝晩の冷え込みが強く寒くなり、草木の露が冷たく感じられる時期です。
空気が澄んで、昼間は秋晴れで過ごしやすく、夜は月や星がより美しく見えるでしょう。
*1二十四節気(にじゅうしせっき)
太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた、24の季節の指標。節気の始まりの日だけを指すことも多いが、本来はこの日から約15日間を表す。
✔︎ 寒露の時期の七十二候*2

・初候(10/8頃〜):鴻雁来(こうがんきたる)
雁などの冬鳥が渡ってくる頃。
・次候(10/13頃〜):菊花開(きくのはなひらく)
菊の花が咲く頃で、旧暦では重陽の節句の時期あたる。
この時期の晴れた日を“菊日和(きくびより)”“菊晴れ(きくばれ)”と言う。
・末候(10/18頃〜):蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)
キリギリスやコオロギなどの秋の虫が戸口で鳴く頃。
*2七十二候(しちじゅうにこう)
約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに等分して初候・次候・末候とした、72の季節の指標。
2.寒露の時期の暮らしのアイデア
秋といえば、読書。
日々の暮らしを見つめ直すきっかけをくれるクラシライター:りえさんからは、読書の愉しみ方のご紹介です。
そのほかにも、朝夕の寒暖差にも心身が健やかに調和し、存分に秋を楽しむ様々なアイデアは↓をチェック。
▼ 温もりを感じる“かご”や“木”を秋の暮らしに取り入れる
・かご収納を愉しむ暮らし - by.りえ
・籠を使った秋のピクニック - by.平本 麻美
・かごのお手入れ - by. なこ
・木箱を使った秋のピクニック - by.平本 麻美
・暮らしの愛用品。 松屋漆器店の白木塗三段重箱。- by.川上 琴美
・木製品のお手入れ - by.なこ
▼ 温もりを感じる手仕事やお飾りで寒露を楽しむ
・秋のおしゃれ、籐のアクセサリー - by.真鍋 百萌
・あたたかな生成り色、どんぐり染め - by.真鍋 百萌
・足先を温める手編みの靴下。- by.川上 琴美
・季節のお飾り〜秋の手ぬぐい〜 - by.なこ
▼ この時期にまつわるコラムを読んで過ごす
∟ by.nijisuzume「シャンプージンジャーのおはなし」
・庭のハーブを楽しむミナさんのコラム
/ ローズマリーのインフューズドオイル / ユキノシタのお化粧水 /
・島暮らしを楽しむnijisuzumeさんのコラム
/ フクギの実のおはなし / フクギのおはなし / 珈琲のおはなし /
・里山暮らしを楽しむ中里さんのコラム
/ 里山で「はぶ茶」づくり /
3.寒露の時期の旬の食材/食べ物とそのレシピ
秋が深まっていくこの時期。
この時期が旬の食材の特徴は、豊かで深い味わいと、実りの季節を象徴する栄養価の高さにあります。
積極的に取り入れながら、寒い冬に備えて身体を整えましょう。
▼ 旬の食材と、それにまつわる読みもの
《秋の食材をたっぷり使う》
・秋野菜のかき揚げのレシピ
・秋の吹き寄せおこわのアイデア
・れんこん / 10〜2月
(蓮根餅)
・秋のきのこ
(きのこを使ったレシピ)
・小豆 / 10〜2月
(小豆ごはん、蒸篭で作る平本さんのお赤飯、tomeさんのお赤飯)
・黄ゆず / 10〜1月
(自家製ゆずポン酢)
・里芋 / 9〜11月
(里芋と豚ばら肉の甘辛炒め)
・さつまいも / 収穫時期:8~11月、食べ頃:10~1月
(秋の吹き寄せおこわ)
・かぼちゃ / 10〜12月
(かぼちゃの美髪弁当)
・栗 / 9〜11月
(栗の渋皮煮)
・どんぐり(マテバシイ)/ 9〜11月
(どんぐりクッキー)
・かすべ / 10〜6月
(かすべの煮付け)
・鮭 / 9〜11月
(鮭の竜田揚げ)
・秋刀魚 / 9〜11月
(秋刀魚の炊き込みご飯)
・落花生 / 9〜11月
(落花生の塩茹で)
・シャインマスカット / 8〜10月
(フルーツサンド)
・いちじく / 6〜11月
(無花果ときのこのバルサミコソテー、いちじくと桃のテリーヌ)
・青パパイヤ / 8〜11月
(青パパイヤのソムタム)
・とうがらし / 7〜11月
(とうがらしを楽しむレシピ5つ)
・茗荷 / 夏茗荷:6~8月、秋茗荷:8~10月
(茗荷の味噌漬け)
・なす / 5〜10月
(なすびの蒲焼き)
・蔓菜 / 5〜10月
(蔓菜と豚肉の黒酢焼きうどん)
・生姜 / ハウス栽培:6〜8月、露地栽培:9〜10月
(新生姜の甘酢漬け、生姜を使った自家製ドレッシング、ハニージンジャーシロップ)
いかがでしたか。
季節の移ろいをそっと暮らしに取り入れながら、健やかに過ごせますよう。
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