暮らしの愛用品。 松屋漆器店の白木塗三段重箱。

2023.04.01
川上 琴美

連載:四角いおうちの暮らしごと日記。
クラシライター:川上琴美さんの衣食住、好きなものに囲まれた日々の暮らしをお届けします。

 特別な日の為にひとつは持っておきたい
と思って買った重箱。

息子の初節句の時に
思いきって買ったものです。

それからは、
お正月のお節やお祝いごとなどの節目の日、
普段のピクニックやホームパーティなど
これまでに我が家の様々なシーンで活躍してくれ
この重箱を見ると家族との思い出が蘇ってきます。

私が愛用しているのは

松屋漆器店さんの白木塗三段重箱

 

漆器の産地である福井県鯖江市にあり
100年以上の歴史を持つ越前漆器の老舗メーカー
「松屋漆器店」さんのものです。


重箱といえば全体が赤や黒などのツヤッとした漆仕上げで

品高いイメージでしたが、
この重箱はタモ材の木目を生かした見た目も質感も
とってもナチュラル。


透明のウレタン塗装が施されてある為、
油や色移りなどの心配もいらず、
洗剤を使って洗えるのもいいところ。


そのカジュアル感と使い勝手の良さは
ハレの日以外でも大活躍してくれる優秀ぶり。
我が家ではなんでもない日にも器の一員として
スタメン入りしています。


和洋どんな料理を詰めてもしっくりきて
なんて事のないお料理でも素敵に見せてくれる気がするんです。



↑家族で公園に行く時に作ったピクニック弁当。



↑端午の節句の時に作ったちらし寿司です。

どーんと大胆に詰めても様になります。


↑普段の食卓にもうつわとして活用中。



時には子どもたちが買ったチョコやキャンディーを
詰め込み、小物入れのように蓋をして
ダイニングテーブルに置いておいたり。



重箱って買ってもなかなか出番がないかな?
なんて思っていたんですが、日常でも使える気軽さが
松屋漆器店さんの白木塗重箱の魅力。


春はとくに出番が多くて。

待ちに待った行楽シーズンでもありますし
春の食材の彩りもキレイですしね。

重箱にあれこれ詰め込みたくなる季節です♪



息子たちが赤ちゃんの時から
ずっと使い続けている
思い出深いわたしの愛用品。

この先何年もまた私たち家族の
大切な節目の日やなんてことのない日常を
豊かに彩ってくれるはずです。


何十年後かに振り返った時に、
たくさんの思い出が増えていてほしいな〜

なんて思うんです。


これを書きながら
改めて素敵な道具に出逢えた喜びに
浸っています。笑


これからも末長くどうぞよろしくお願いします!
と想いを込めてずっとずっと
使い続けていきたい大切な暮らしの道具です。

 



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