季節のお飾り〜秋の手ぬぐい〜

2023.11.03
なこ

連載:季節と暮らす12か月の飾らない飾り
家が大好きなクラシライター:なこさんの、季節のお飾りと暮らしの雑記をお届けします。

11月になりました。
皆さんは11月といえばなにを思い浮かべますか?

月ごとに手ぬぐい飾りを始めとした季節のお飾りを楽しんでいるのですが、11月に関しては「なにを飾ろう?」と考えているうちに毎年なんとなく過ぎてしまっていました。
というのも、わたしの中では秋なのか?冬なのか?微妙な時期。
さらに、季節の行事としては七五三がありますが、今後子どもたちが大きくなれば毎年のお飾りにするにはちょっと違う気もしますし、ほかに代表的な行事が思いつかず…。


そんなこんなでずっと後回しにしていた11月の手ぬぐいをお迎えするにあたって、11月について調べてみました。

まず、11月は秋なのか?冬なのか?問題。
気象庁の定義によれば秋は9月から11月、つまり気象学的定義では11月は秋。
一方、季節を区切るもうひとつの代表的な定義である二十四節気の“立冬”は毎年11月初旬、つまり文化的・伝統的な季節の区切りでは11月は初冬。
…と、世間一般的な定義でも11月は秋なのか?冬なのか?微妙な時期のよう。
ですがいずれにせよ、11月は秋が終わり、本格的な冬を迎える準備をする季節、と捉えることができるでしょうか。

次に、11月の季節の行事のこと。
祝日を見てみると、この読みものが公開される11月3日は文化の日ですが、こちらはもともと日本国憲法の交付日ということで季節の行事とはあまり関係がなさそう。
一方、もう1日の祝日、勤労感謝の日も祝日とは関係ないかな…と思いつつ調べてみれば、こちらはいわゆる収穫祭にあたる新嘗祭が1948年の祝日法以降改定されたもの、とのことで、実は季節の行事に由来の深い日ということが分かりました。
9月の十五夜、10月のハロウィン、11月の新嘗祭、と、気象学的秋にあたる9月から11月はまさに食欲の秋、いずれも豊穣を感謝するお祭りが続く時期だったのですね。



ということで、本格的な冬を迎える前に、秋の穀物や植物がたくさんの手ぬぐいをお迎えしてみました。
肌寒くすこししんみりした気持ちをあたたかく癒してしてくれるような、密な柄の明るい色合いの手ぬぐいがしっくり。

11月12月のクラシコサエル合言葉は #ぬくもりを包む日
秋の実りに感謝しつつ美味しさの恩恵に預かり、寒い冬もあたたかく過ごせますよう。

 


季節のお飾りのひとつに、手ぬぐい飾りはいかがでしょう 

 手ぬぐいは額装がおすすめです♪
 「どうして額装が良いの?」→こちらの記事へ
 「どうやって額装するの?」→こちらの記事へ

 



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