かごのお手入れ|ポイントを押さえて、簡単にお手入れ

2023.08.25
なこ

連載:季節と暮らす12か月の飾らない飾り
家が大好きなクラシライター:なこさんの、季節のお飾りと暮らしの雑記をお届けします。

以前、木製品のお手入れのことをまとめましたが、木製品と同じく天然の優しい雰囲気が大好きなものに“かご”があります。
お気に入りのかごであれば、大切に長く愛用したいもの。
今日はそんなかごのお手入れ方法をまとめました



かごは天然素材ゆえに吸湿しやすく、ややカビが生えやすい一面も。
カビが発生する主な原因は、ホコリやゴミなどがたまり、さらに湿気がこもることだそうです。

そのため、まずは日々の「ホコリやゴミのお手入れ」「湿気のお手入れ」を。(簡単にできますよ!)
カビが生えたり、ひどく汚れてしまった場合には「汚れのお手入れ」をすると気持ちよく使えます。

ホコリやゴミのお手入れ



ひっくり返して大きなゴミを落としたら、柔らかいブラシを使ってホコリを落とします。
外やお風呂場で作業すると払ったあとのホコリやゴミの処理も楽です。


それでも軽い汚れや隙間のホコリが気になるようであれば、水で濡らしたふきんを固く絞ったもので拭く、もしくは素材によってはさっと水洗い。

自己責任でしたことがあるのですが「水を張った湯船にドボン、と入れてゆすり洗い」も、ほこりなどがひどかった場合はひとつの手かと思います。
吸水しきる前にさっと上げるのがポイントです。

拭いたり濡らしたりした後は、拭き取れるような水分は拭いて、それからしっかり乾かすことが大切!
乾かし方は下記「湿気のお手入れ」を読んでくださいね。

湿気のお手入れ

第一に風通しの良い場所で保管・使用すること
かごは造形が美しい収納なので、仕舞いこまずに見せる収納に使うのが、見た目にも長く愛用するにもメリットがあります。


水に濡れてしまったときは、乾いた布で水分を拭き取り、風通しの良い場所で陰干しを。
もう良いかな?と思っても、あと数日、と、とにかくしっかりと乾かすことで、カビを防ぎやすくなります。

*天日干しも時間や素材によっては悪くはないようですが、長時間強い直射日光に当たると変色してしまうこともあるので注意が必要です。

汚れのお手入れ

カビたりひどく汚れてしまったときは、小さいかごであれば中性洗剤を使ってさっと手早く水洗いします。
大きいカゴであれば中性洗剤を薄めたものでブラシ洗い、もしくはふきんで拭きあげたあとに、水で濡らしたふきんを硬く絞ったもので拭きましょう。

…と、一般的にはこの方法がおすすめされていますが、状態と素材を見きわめて、自己責任で「アルコール除菌ウェットシートで拭く」というお手入れも、わたしはまれにします。


このヒヤシンスバスケットはかわいいのですが吸湿しやすく、カビやすいんですよね。
買った当初からすると分かりませんが、日常使いするぶんにはアルコールシートで拭いたからといって傷んでいるとは感じません。
きれいに、気持ちよく使えています。

中性洗剤にせよ、アルコールシートで拭くにせよ、いずれもかごを濡らすので、上記「湿気のお手入れ」を参考によく乾かしてくださいね。


 


まずは日々の簡単なお手入れで、きれいに。
カビたり汚れたりしても、お気に入りであればちょっとひと手間。
大切なカゴを長く使うために、お手入れはいかがでしょうか。

 



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