旬の食材:秋刀魚

2023.09.27
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

朝晩過ごしやすくなり、ようやく秋の訪れを感じられますね。いつだって食欲のある私が言うのも変ですが、食欲の秋です!
今回は旬の食材、秋刀魚の炊き込みご飯をご紹介します。近年の漁獲量の減少は気になるところですが、美味しそうな生の秋刀魚を見かけると、嬉しくなってしまいます。

 
秋刀魚の炊き込みご飯

【材料】

・秋刀魚 2尾
・お米 2合
・薄口醤油 大1
・酒 大1
・水 2カップ弱
・青ネギ 
・生姜 
・白胡麻
その他、青柚子(酢橘) 、茗荷、海苔等をお好みで。

【作り方】

1、米を研ぎ30分ほど吸水させたら、ザルにあけ水気を切っておく。

2、秋刀魚を二等分にし内臓を取って水洗いし、水気を拭き取る。

3、2に塩(分量外)を振り、10分ほど置く。

4、その間に、薬味を準備する。


生姜の千切りは繊維に添って。
私は、たっぷり入れるのが好きですが、今回、この量全ては使っていません。お好みで加減してくださいね。
このように繊維に添って切り、水に晒しておけば、2、3日冷蔵庫で保存できます。


5、秋刀魚から出てきた水分を拭き取り、両面をこんがり焼く。

6、土鍋に米を入れ、調味液と水を加えたら、平らにならし、生姜と秋刀魚をのせる。

7、炊き上がったら、ネギと白胡麻を散らす。


秋刀魚の身をほぐして、頂きます。お好みで、青柚子や酢橘を搾って♪

 
さあ、2杯目のお楽しみは出汁茶漬け!
お気に入りの土瓶を用意して…

(信楽焼きの白灰釉土瓶と手作りコースター)

秋刀魚の骨と昆布で出汁を取り、日本酒と薄口醤油、塩で味を整えます。


薬味を更に追加しました。
茗荷、刻み海苔、わさびもいいですね。


土鍋で炊いたので、おこげの香ばしい香りもご馳走です。

もうすぐ十五夜。
先週ご紹介した落花生ご飯や栗ご飯、秋鮭、きのこなど、秋を感じる炊き込みご飯はいかがでしょうか。

 



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