連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
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天ぷらが大好きで、春は山菜の天ぷらを、秋はかき揚げを食すことが多い我が家です。難易度が高いように思われがちなかき揚げですが、ポイントを押さえれば、揚げたてのサクサク食感を楽しめますよ!今回は秋野菜を使ったかき揚げのレシピを、上手に揚げるコツと共にお伝えしたいと思います。
秋野菜のかき揚げ|サクサク上手に揚げるポイント
材料
・さつまいも 100g ・舞茸 100g ・人参 50g ・牛蒡 50g ・薄力粉 120g /大1 ・卵黄 1個 ・冷水 200ml ・揚げ油 適量
作り方
1、舞茸をほぐし、さつまいもは皮のまま、人参、牛蒡は皮を剥き、長さ4~5㎝の細切りにする。
2、ボウルに具材を入れて均等になるように混ぜ合わせる。
3、薄力粉大1程度を、具材の表面にうっすらとムラなくまぶしておく。
4、卵黄を混ぜ、そこに冷水を入れて混ぜ合わせる。
5、4に薄力粉を加え、菜箸で軽く切るように混ぜ、天ぷら衣を作る。
6、1度に揚げる分の具材を、小さめのボウルに入れ、天ぷら衣を全体にうっすら絡める。
7、大きめのスプーンなどに具材をのせ、170度の油に静かに滑り込ませる。離れてしまったものは菜箸で寄せて形作る。
8、入れてすぐは触れず、ある程度揚がったらひっくり返して、両面をカリッと揚げる。(2-3分を目安に)
9、具材を油に入れると温度が低下するので、1回に揚げる量の目安は、油の表面積の½くらいにする。
薄衣でサクサクに揚がりました!枯れ葉や枯れ枝を連想しますね。大根おろしを添えた天つゆでどうぞ。
補足
・天ぷら衣の材料は全て冷蔵庫で冷やしておきましょう。
・お店のように嵩のあるかき揚げは難易度が高いので、家庭では平らに形成しましょう。
・油の量はある程度ある方が、温度の低下が少なくて済みます。
・揚げ油はサラダ油を基本として、胡麻油を1割程度加えるだけでも、天ぷら屋さんの風味に近くなります。
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ちなみに、この天ぷら鍋は、結婚した時に妹がくれたお鍋セットの中のひとつです。ごくごく普通のお値段もおそらくお手軽なお鍋です。笑。
まだそれをピカピカの状態で使っていることを知った妹が、驚いていました。ステンレス製なので、油を変える度にゴシゴシ磨いて長く使えています。気分の上がるおしゃれな銅鍋などが欲しくなることもあるのですが、これで事足りているので、これからも使い続けましょう。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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連載:季節の手仕事
幼い頃から祖母の作る料理が大好きで見よう見真似で中学生の頃からお弁当作りを始める。結婚し専業主婦となりママ友から料理を教えて欲しいと言われることが多くなり2013年10月より都内自宅にてセミプライベートな料理教室を始める。(2018年12月まで。ただいまお休み中)