【2025年】二十四節気:白露(はくろ)

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ブログ「季節のささやき」では、季節の節句や行事ごとに、暮らしを豊かにするアイデアや旬の食材のレシピなどをお届けします。
1. 白露っていつ?どんな時期?(七十二候も)

∟ by.真鍋百萌「秋のはじめの、植物版画」
9/7公開予定♪
白露(はくろ)は二十四節気*1で15番目となる季節の指標。
2025年は9月7日から約15日間を指します。
朝夕の涼しさに夏から秋への季節の移ろいが感じられ、昼間もすこしずつ過ごしやすくなり始める時期です。
白露とは、朝の光に白く輝く露のこと。
この“白露”は“しらつゆ”とも読まれ、秋の初めの情景や、移りゆく季節の美しさを表現するのにぴったりの秋の季語でもあります。
同じく“露”の字が入る二十四節気には、17番目の“寒露(かんろ)”があります。
この期間中には重陽の節句(毎年9月9日)があります。
*1二十四節気(にじゅうしせっき)
太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた、24の季節の指標。節気の始まりの日だけを指すことも多いが、本来はこの日から約15日間を表す。
✔︎ 白露の時期の七十二候*2

・初候(9/7頃〜):草露白(くさのつゆしろし)
草木の朝露が白く光って見える頃。
・次候(9/12頃〜):鶺鴒鳴(せきれいなく)
セキレイが鳴き始める頃。
・末候(9/17頃〜):玄鳥去 (つばめさる)
ツバメが帰り始める頃。
*2七十二候(しちじゅうにこう)
約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに等分して初候・次候・末候とした、72の季節の指標。
2.白露の時期の暮らしのアイデア
白露の時期の暮らしを豊かにするアイデアです。
▼ 手仕事やお飾りで白露を楽しむ
・季節のお飾り〜秋の手ぬぐい〜 - by.なこ
・季節を彩るファブリック - by.なこ
▼ 夏の疲れを癒し、秋バテに備える
・夏の疲れにお味噌汁を - by.平本麻美
・自家製甘酒のアイデア - by.川上琴美
・自家製米麹作りのアイデア - by.中里早紀子
・"秋バテ"に備えましょう◎ - by.tome
▼ 秋のイベントの準備をして過ごす
重陽の節句は毎年9月9日、白露の時期の中にあたります。
今年2025年の十五夜は10月6日です。
・行事食:お月見団子 - by.平本麻美
・十五夜に楽しむフルーツ白玉 - by.ryuryu
・季節のお飾り〜十五夜のお月見〜 - by.なこ
▼ この時期にまつわるコラムを読んで過ごす
身近な自然を取り入れたシンプルな暮らしをするクラシライター:ミナさんからは、ユキノシタチンキを使ってかなえる健やかな手作りスキンケアのご紹介です。

∟ by.ミナ「ユキノシタのお化粧水」
(9/10公開予定♪)
3.白露の時期の旬の食材/食べ物とそのレシピ
∟ by.あさこ「秋を感じて栄養満点!きのことひじきの炊き込みごはん」
秋の気配が濃くなるこの時期。
食欲の秋と言われるように、この時期の旬の食材は味わい深く栄養価が高いものが多いため、積極的に取り入れて身体を整えたいですね。
クラシライター:早織さんからは、季節ごとのお野菜を発酵の力で楽しむ糠床作りのご紹介です。
“これから訪れる「季節の狭間」が糠床を起こすには最も穏やかなとき”なのだそうです。
▼ 旬の食材と、それにまつわる読みもの
・鮭 / 9〜11月
(竜田揚げ)
・秋刀魚 / 9〜11月
(炊き込みご飯)
・落花生 / 9〜11月
(塩茹で)
・栗 / 9〜11月
(渋皮煮)
・シャインマスカット / 8〜10月
(フルーツサンド)
・さつまいも / 収穫時期:8~11月、食べ頃:10~1月
(秋の吹き寄せおこわ)
・とうがらし / 7〜11月
(とうがらしを楽しむレシピ5つ)
・いちじく / 6〜11月
(無花果ときのこのバルサミコソテー、いちじくと桃のテリーヌ)
・茗荷 / 夏茗荷:6~8月、秋茗荷:8~10月
(味噌漬け)
・なす / 5〜10月
(蒲焼き)
・蔓菜 / 5〜10月
(黒酢焼きうどん)
・桃 / 6〜9月
(桃の水出し緑茶といちじくのテリーヌ)
・金糸瓜 / 7〜9月
(下処理)
・ゴーヤ / 6〜9月
(佃煮、乾燥ゴーヤ&酢漬け)
・オクラ / 6〜9月
(かき揚げ)
・とうもろこし / 6〜9月
(キーマカレー、茶碗蒸し・ごはん、とうもろこしごはん)
・生姜 / ハウス栽培:6〜8月、露地栽培:9〜10月
(甘酢漬け、自家製ドレッシング、ハニージンジャーシロップ)
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