夏野菜たっぷり。瞳を守るタコライス弁当

2023.07.10
tome

連載:旬を楽しむお弁当
クラシライター:tomeさんより、旬のものをおいしく、楽しく、簡単に作れるようなお弁当のレシピや漢方の視点をお届けします。

太陽がサンサンと輝き、#そうして夏がやってきた ^^
毎年毎年、暑さ指数が更新されうんざりする反面、やっぱり夏は特別な季節で、わくわくします。
特に今年は様々なイベントが開催され、これまでの数年間を取り戻す夏になりそうですね^^

しかし暑さで体はヘトヘト。
夏バテしてはもったいないので、養生しながら有意義な夏を過ごしたいものです。
そんな時に大活躍するお野菜がこちら!


とうもろこし
です。

 


とうもろこしは適度に体を冷やし、体の余分な湿気や水分を排出してくれます。
そう、この連載で何度もご紹介している 水はけ食材 のひとつです!

夏にとうもろこしを推す理由は、水はけ作用以外に、もうひとつ。
実は瞳にとって必要な抗酸化作用を持つお野菜
目を健やかに保つゼアキサンチンと、ルテインというカロテノイド(植物由来の色素)を豊富に含んでいます。
肌と同じくらい紫外線からしっかり守りたいのが、瞳。
ブルーライトから網膜を守ってくれているルテインが、紫外線によってさらにダメージを受けてしまうので、目の炎症や白内障を早める原因にもつながってしまいます。

ゼアキサンチンは、色覚がはっきりと見えるように手助けしてくれると考えられており、体内では合成できないため食事で積極的に摂りたい栄養素です。
ゼアキサンチンは主に黄、オレンジ、赤の色素に含まれます。
ルテインはサプリメントなどでも見かけますね。緑、黄の色素成分なので色の濃い夏野菜(トマト、かぼちゃ、ケール、モロヘイヤ、パクチーなど)をまんべんなく摂りましょう。

そこで今回のお弁当は
「夏野菜たっぷりタコライス弁当」

 
とうもろこしのバターライス、クミン塩たまご(卵黄にもゼアキサンチンが豊富!)とうもろこし・人参・モロッコインゲンのグリル、チリコンカン(トマトたっぷり)にパクチーを散らして。

チリコンカンはたくさん作っておくとタコスにも、ハンバーグやオムライスのソースにも使えて便利。
チリパウダーに含まれるパプリカにもカロテノイドが豊富です^^

 

 
とうもろこしのバターライスには、【365 完全天日塩】を。
今季は絶対にこのお塩で作ろう!と思っていました。思った通り、とうもろこしの甘みが引き立ちます。

 

炊く前。
お塩と芯を入れて炊きます。
炊けたらバターを入れて混ぜるとおいしい!

旬のお野菜で元気に楽しく、夏を楽しみましょう^^

 

【今月の旬食材】

とうもろこし:ひげと実の数は同じなので、ひげが多いものを選ぶとたっぷり実がついています。
また、ひげの先端が濃い茶色で乾いているものが熟しているサイン。
おうちで追熟することはなかなか難しく、実の水分がどんどん失われてしまうので熟したものを見極めて購入し、早めに調理しましょう。芯の部分は旨味とだしが豊富なので、ごはんやスープを作るときも一緒に茹でると◎
ひげも、乾燥させるか乾煎りするとお茶にすることができますよ。

 





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