二十四節気「大寒」| 大寒とは?この時期の暮らしのアイデア、旬の食べ物や食材(レシピ付き)

ブログ「季節のささやき」では、二十四節気や五節句、雑節や行事などの時節についての知識、クラシコサエルとしての暮らしを豊かにするアイデアや旬の食材のレシピなどをお伝えします。
今回は二十四節気“大寒”について、
「1.大寒ってどんな時期?」
「2.大寒の時期の暮らしのアイデア」
「3.大寒の時期の旬の食べ物・食材(レシピ付き)」
などをまとめました。
1.大寒ってどんな時期?
2025年1月20日は二十四節気で最後、24番目となる“大寒(だいかん)”の始まりで、この日から約15日間を指します。
一年でいちばん寒さが厳しくなりますが、次に来る春を楽しみに過ごす時期です。
大寒の最後の日が節分、その翌日が立春になります。
1/5:小寒 ≪ 前 | 次 ≫ 2/3:立春
※二十四節気(にじゅうしせっき)
・1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれを6つに分けた、24の季節の指標。(現在は最初の1日だけを指すことが多いが、本来はこの日から約15日間を表す)
・太陽の動きに合わせて1年を24等分して表現する=日の長さの変化に関わる暦。(そのため、日付は固定されておらず、1日程度前後する)
✔︎ 大寒の時期の七十二候
・初候(1/20頃〜):款冬華(ふきのはなさく)
ふきのとうが出始める頃。
・次候(1/25頃〜):水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
沢などの凍りつくほど寒さが厳しくなる頃。
・末候(1/30頃〜):鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
鶏が春の訪れを感じて卵を産み始める頃。
※七十二候(しちじゅうにこう)
・約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに等分し、初候・次候・末候とした、1年の72の季節の指標。
2.大寒の時期の暮らしのアイデア
節分の準備をする、小寒に引き続き寒中にあたるので寒中の行事をする、などの過ごすのはいかがでしょうか。
また、あたたかな部屋で手仕事を楽しむのもおすすめです♪
▼ 節分の準備をする

大寒の最後の日が節分、その翌日が立春になります。
(節分ってどんな日?や楽しみ方については近日“行事:節分”でご紹介予定♪)
・節分の飾り切り - by.早織
・恵方巻きはビュッフェスタイルで - by.sonomi
・節分の室礼 - by.平本麻美
・季節のお飾り~節分飾り~ - by.なこ
▼ 寒中を楽しむ

小寒に引き続き“寒中”“寒の内”であるこの時期には、「寒中見舞いを送る(立春の前日まで)」「寒稽古をする(武道などで心身を鍛えるために行われる特別な稽古)」それから「寒仕込みをする」などの風習があります。
寒中は雑菌が繁殖しにくく、発酵がゆっくり進むため、味噌や醤油などの発酵食品を仕込むのに最適な時期です。
▼ 暖かな部屋で手仕事を楽しむ
・ろうそくを手作りする - by.真鍋百萌
→ 手軽に“パラフィンキャンドル”を作る
→ じっくり“ディッピングキャンドル”を作る
・ゆずの種で作る化粧水 - by.真鍋百萌
・縫わずに作るコースター - by.kae
3.大寒の時期の旬の食べ物・食材
一年でいちばん寒さが厳しくなる大寒の時期は、体調管理がより重要です。
暖かい飲み物や食事で体を温め、旬の食材をいただきながら、乾燥や風邪に注意して過ごしましょう。
▼ 旬の食材と、それにまつわる読みもの
・真牡蠣 / 11〜4月
(牡蠣の土手鍋風)
・りんご / 10〜2月
(焼き林檎のおやつ)
・れんこん / 10〜2月
(蓮根餅)
・小豆 / 10〜2月
(小豆ごはん、蒸篭で作る平本さんのお赤飯、tomeさんのお赤飯)
・黄ゆず / 10〜1月
(自家製ゆずポン酢)
・さつまいも / 収穫時期:8~11月、食べ頃:10~1月
(お芋のイートンメス、秋の吹き寄せおこわ)
・春菊 / 11月〜2月
(春菊のペースト)
・かすべ / 10〜6月
(かすべの煮付け)
1月の読みもの1月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、2月の準備などの記事をお楽しみください♪ |