連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
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霜降を迎え、朝晩がやっと肌寒くなってきたので、こっくりしたお料理が食べたくなりますね。
出回り始めた牡蠣とこっくりした味噌は相性抜群!今回は我が家の牡蠣の土手鍋風をご紹介します。土手鍋というと、鍋の縁に味噌で土手を築き、その味噌を溶かしながら、それぞれが好みの味加減で食べるのが本流だと思います。土手鍋風と書いたのは、我が家の土鍋は縁が少なく土手を築けないからです。そして、最初から味がしっかり決まっている方が食べやすいので、味噌だれを最初に作ります。
【レシピ】味噌だれ|色々なお料理にも使える
材料
・味噌 200g ・酒 50ml ・みりん 50ml ・砂糖 20g
作り方
材料全てを混ぜ合わせ 、10分ほど煮詰める。
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味噌だれは少し多めに出来上がります。冷蔵庫で1ヶ月くらい保存可能ですので、牡蠣鍋の他にも、蒟蒻や里芋に塗ったり、お肉の下味など色々な料理にご活用くださいね。
それでは、牡蠣の土手鍋風の作り方です。
【レシピ】牡蠣の土手鍋風
材料
・味噌だれ 100g ・出汁 600ml ・加熱用生牡蠣 300g ・焼き豆腐 1丁 ・白菜 1/8玉 ・長ねぎ 1本 ・お好みのきのこ 150g (写真はえのき、しめじ、平茸)
作り方
1、牡蠣に片栗粉(分量外)を振り汚れを吸着させ、流水で優しく洗い流し、水気を切っておく。
2、きのこをほぐし、白菜は3㎝幅に切り、ネギは5㎜幅の斜め切り、豆腐は適当な大きさに切る。
3、土鍋に牡蠣以外の材料を入れて、土鍋の縁に味噌だれを塗っていく。
上記したように、我が家の鍋は縁が少ないので、土手を築けませんが、それでも縁に沿うように加えると少し香ばしく焼けるんです。香ばしい匂いもご馳走ですね。
4、出汁をそっと流し込み、10分ほど煮込む。
5、牡蠣を加え、火を通す。
野菜はしんなり、牡蠣はふっくらしてきたら出来上がり。
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もう少し味を足したい場合の為に、卓上に残りの味噌だれを置いておくと良いと思います。お好みで、追い味噌だれと七味をどうぞ。
〆はうどんがよく合います。青ねぎをたっぷり加えて。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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幼い頃から祖母の作る料理が大好きで見よう見真似で中学生の頃からお弁当作りを始める。結婚し専業主婦となりママ友から料理を教えて欲しいと言われることが多くなり2013年10月より都内自宅にてセミプライベートな料理教室を始める。(2018年12月まで。ただいまお休み中)