節分の室礼

2024.01.31
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

先日公園をお散歩していましたら、梅林で皆さん足を止めてカメラを構えておられました。梅の蕾がほころび始めています。

もうすぐ節分ですね!明るい春を迎える歓びと共に、邪気を払い、幸せを祈る日本の大切な行事です。

我が家も節分の室礼を。輪島塗りの置物台に、福の書のパネルを据え、福豆を枡に入れ、お多福と鬼のお面を飾りました。庭から取ってきたヒイラギは、和紙を折ってモノを包む手法の折形を用いた《木の花包み》であしらいました。


厚みとシワのある和紙のひとつである、檀紙を使ってみました。ぐっと雰囲気が出ますね。

 

 

《木の花包み》

1、正方形の和紙を対角線に折ります。

2、中心線に合わせて両側を折ります。


3、中心線にあった左側の端を、右の折り山まで持ってきます。


4、中心線と左端を2等分にしたところへ、左端を持って来て折ります。


5、右側の山折り線を中心線に持ってきます。


6、裏に返し、下部を折り上げます。


7、表に返して水引などで結び、完成です。

 

 

去年ご紹介した張子のお面を「作ってみました!」というお声を今年も頂き、とっても嬉しかったです。ありがとうございます。

1枚目の写真でお気づきの方はいらっしゃるでしょうか。今年は青鬼が仲間入り。赤鬼は髪型を変えてみました。笑。


鬼は〜外っ!
福は〜内っ!

皆んなが健康で幸せに暮らせますように。
今日もご覧頂きありがとうございました。

 

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