行事「節分」|節分ってどんな行事?節分の準備・過ごし方のアイデア、行事食(レシピ付き)

ブログ「季節のささやき」では、二十四節気や五節句、雑節や行事などの時節についての知識、クラシコサエルとしての暮らしを豊かにするアイデアや旬の食材のレシピなどをお伝えします。
今回は行事“節分”について、
「1.節分ってどんな行事?」
「2.節分の準備・過ごし方のアイデア」
「3.節分の行事食」
などをまとめました。
1.節分ってどんな行事?
節分(せつぶん)は、季節の変わり目である二十四節気:立春の前日に、邪気を払い新しい季節を迎えるための行事であり、雑節です。
二十四節気が太陽の動きに合わせて1年を24等分して表現するものであるため、日付は固定されておらず、毎年1日程度前後します。そのため、節分も日付が年によって変わり、2025年は2月2日になります。
本来は立春・立夏・立秋・立冬の前日すべてが“節分=春夏秋冬の季節の分かれ目”とされてしていましたが、現在では一般的に立春の前日のみを指します。
地域によって、昔は立春をお正月、立春前日の節分を大晦日とするところもありました。
2.節分の準備・過ごし方のアイデア
季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると言われていました。それを追い払うための宮中行事が大衆化されて現在の節分となっています。
そのため、節分当日には広く「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆をまく“豆まき”が行われ、邪気を払って福を呼び込む風習があります。
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✔︎ 節分のお飾りの準備をする|張子のお面、木の花包みの柊飾り
平本麻美さんは、張子のお面や木の花包みの柊飾りなどの節分のお飾りの作り方をご紹介してくださっています。
・ 張子のお面をつくる
・ 柊(ひいらぎ)、もしくは柊鰯(ひいらぎいわし)を飾る
地域によっては、厄除けのお守りとして柊(ひいらぎ)や、柊の枝に焼いた鰯(いわし)の頭を刺した「柊鰯」「やきかがし」「やっかがし」などと呼ばれるものを玄関先に飾る、などの習慣も見られます。
3.節分の行事食
節分の行事食の代表といえば、恵方巻きでしょうか。もともと関西地方を中心に行われていましたが、近年では日本各地で広く行われるようになっている風習です。
恵方巻きは、長い太巻き寿司。食べる際にはその年の恵方(縁起が良いとされる方角)を向いて、一本丸ごとを無言で食べると願いが叶うと言われています。
恵方巻きには決まった具材はありませんが、七福神にちなみ具材を7種類用いると福を招く縁起担ぎになるとされています。
いつも美しいレシピを紹介してくださるおべんとうつづりさんの太巻き寿司も、彩りの良い7種類の具材で作られています。
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sonomiさんは子どもも楽しめるビュッフェスタイルの恵方巻きのアイデアを提案してくださっています。
早織さんのご紹介される美しい飾り切りで節分を楽しむのもとてもすてきですね。
それぞれの楽しみ方で、邪を祓い、暖かな春を迎えられますよう。
2月の読みもの2月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、3月の準備などの記事をお楽しみください♪ |