えみ
連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。
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お正月が明けてしばらくすると、お腹はまだ重たいのに、なんとなく甘いものが恋しくなります。
たくさん食べた後の身体は、「我慢」よりも「やさしい置き換え」が良いかもしれません。
年明けのこの時期からさつまいもは甘みが強くなり、火を入れるだけで、砂糖を使ったような満足感が生まれます。
今回は、この甘さをそのまま食べられる焼き芋に、少量の米粉を混ぜて焼くだけのシンプルなおやつを作ってみました。
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【レシピ】
焼き芋と米粉の手焼き|焼き芋の作り方から始める、砂糖なしのおやつ
砂糖を加えていないのに、ちゃんと甘い。 食べ過ぎた身体にも、小さな子どもの手にも、ちょうどいい大きさと重たさ。
午後のおやつに、小腹が空いたときに。 「甘いものが欲しい」という気持ちを、ちゃんと満たしてくれる素朴なおやつ。
冷凍ストックもできますよ◎
材料(直径5cm・8個分)
・焼き芋 (皮を剥いた状態)250g ・米粉 大さじ2程度 ・塩 ひとつまみ ・黒胡麻 適量 ・油(焼成用) 適量
今回は米粉は主役ではなく、焼き芋をまとめて手に持ちやすくしてくれる、ほんの少しの“支え役”として。 米粉が多くなると芋餅に寄っていきます。
下準備(ねっとり甘い焼き芋の作り方)
紅はるかのような繊維が少なくねっとりした品種が向いています。 さつまいもを選ぶ時は、皮に黒いシミのようなものがあるものが甘みの強いことが多いのでおすすめです。
洗ったさつまいもの両端を少し切り落として水に20〜30分つけておく(アク抜き)。
オーブン170℃くらいですーっと箸が通るまでじっくり焼く。 (写真は170℃で80分ほど焼きました)
ねっとり美味しそうです。
作り方
1. ボウルに焼き芋を入れ、ゴムベラなどでなめらかにする
2. さらに米粉と塩を加えて、まとまるくらいの固さにする
※生地がゆるければ米粉を足し、固すぎたら豆乳•牛乳•水などを足してみてください。
3. 8等分にして丸める
4. 少し平らにして片面に胡麻を散らし、油をうっすらひいたフライパンや、トースター、オーブンなどを使って、弱火でゆっくり両面焼く ※私はノンフライヤーで200℃10分で焼きました。
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丸めて、押して、ゆっくり焼くだけ。
表面がほんのり色づいたら、周りはカリもち。
中はねっとり。
焼き芋そのものを、もう一度焼いているような感覚です。
年末年始が過ぎて少しずつ日常に戻る中、手軽で優しい味のおやつは年明けの台所や身体にちょうどいいと思います。
焼き芋の甘さが十分な今の時期だから、足さずに、ゆっくり焼くだけ。
身体を日常に戻す時間でも、暮らしの中にはちゃんと美味しさも甘さも必要ですよね。
#さつまいも(収穫時期8~11月、食べ頃10~1月) / #米粉
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連載:季(とき)を味わう台所(Instagram)
岡山県在住。美容師を経て大手料理教室で経験を積み、現在は独立して「食」にまつわる活動を行っています。季節の手仕事を大切にしていた祖母の家を引き継ぎ、少人数制の料理教室も主宰。“季(とき)を味わう台所”を通して移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお伝えします。