【2026年】二十四節気:小寒(しょうかん)〜いつ、どんな時期?七十二候と、暮らしのアイデア・旬の食べ物とレシピ〜
\季節のささやきに、耳をすませて/ブログ「季節のささやき」では、季節の節句や行事ごとに、暮らしを豊かにするアイデアや旬の食材のレシピなどをお届けします。
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1. 小寒っていつ?どんな時期?(七十二候も)
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1. 小寒っていつ?どんな時期?(七十二候も)
2026年1月5日は二十四節気で23番目となる“小寒(しょうかん)”の始まりで、この日から約15日間を指します。
寒さが厳しくなっていきつつ、春の気配をほんの少し感じながら過ごす時期で、小寒の初日(2025年は1月5日)を“寒の入り(かんのいり)”、小寒から立春(2025年は2月4日)の前日までの約30日間を“寒中(かんちゅう)”“寒の内(かんのうち)”と呼びます。
この時期はまだお正月で、人日の節句(七草の節句)などもあります。
*1二十四節気(にじゅうしせっき)
太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた、24の季節の指標。節気の始まりの日だけを指すことも多いが、本来はこの日から約15日間を表す。
✔︎ 小寒の時期の七十二候*2
七十二候は、二十四節気をさらに三つに分けたもの。
古来の人々は、この細やかな季節の移ろいを暦に映し、自然とともに暮らしてきました。
・初候(1/5頃〜):芹乃栄/せりすなわちさかう
春の七草のひとつである芹(せり)が盛んに茂る頃。
・次候(1/10頃〜):水泉動/しみずあたたかをふくむ
凍っていた泉が少しずつ動き出し、水が流れ始める頃。
・末候(1/15頃〜):雉始鳴/きじはじめてなく
雉(きじ)が鳴き始める頃。
*2七十二候(しちじゅうにこう)
約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに等分して、初候・次候・末候とした72の季節の指標。
2.小寒の時期の暮らしのアイデア
“寒中”“寒の内”に入るこの時期には、「寒中見舞いを送る(新年の挨拶が遅れた場合)」「寒稽古をする(武道などで心身を鍛えるために行われる特別な稽古)」それから「寒仕込みをする」などの風習があります。
寒中は雑菌が繁殖しにくく、発酵がゆっくり進むため、味噌や醤油などの発酵食品を仕込むのに最適な時期です。
▼ 暖かな部屋で手仕事を楽しむ
・ろうそくを手作りする - by.真鍋百萌
→ 手軽に“パラフィンキャンドル”を作る
→ じっくり“ディッピングキャンドル”を作る
・ゆずの種で作る化粧水 - by.真鍋百萌
・ファブリックカレンダーを作る - by.kae(1/7/20時公開予定♪)
・縫わずに作るコースター - by.kae
・張子のお面作り - by.平本麻美
3.小寒の時期の旬の食材/食べ物とそのレシピ
寒さが厳しくなる小寒の時期は、体調管理がより重要です。
暖かい飲み物や食事で体を温め、乾燥や風邪に注意して過ごしましょう。
お鍋のおともに柚子ポン酢を手作りで。
柚子を使ったレシピはいろいろなライターさんが紹介してくださっています。
ほかの柚子のレシピはこちらやこちらから
∟ by.なこ「わが家のせいろ選び 〜ストウブユーザーにも届け〜」
食材を温めてシンプルにいただける蒸篭を使った料理も良いですね♪
▼ 旬の食材と、それにまつわる読みもの
・真牡蠣 / 11〜4月
(牡蠣の土手鍋風)
・りんご / 10〜2月
(焼き林檎のおやつ)
・れんこん / 10〜2月
(蓮根餅)
・小豆 / 10〜2月
(小豆ごはん、蒸篭で作る平本さんのお赤飯、tomeさんのお赤飯)
・黄ゆず / 10〜1月
(自家製ゆずポン酢)
・さつまいも / 収穫時期:8~11月、食べ頃:10~1月
(お芋のイートンメス、秋の吹き寄せおこわ)
・春菊 / 11月〜2月
(春菊のペースト)
・かすべ / 10〜6月
(かすべの煮付け)
いかがでしたか。
季節の移ろいをそっと暮らしに取り入れながら、健やかに過ごせますよう。
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