睦月の暮らしごと〜月毎のファイル:一年の始まりを整える記録〜

公開日:2026.01.15
Tammy*

連載:季節のしつらい手帖
手のぬくもりが残る暮らしを大切にしているクラシライター:Tammy*さん(Instagram)より、月ごとに楽しむ食べること、暮らすこと、についてお届けします。

一年を十二冊に分けたファイルがあります。その「月」の暮らしを、アバウトに、ぎゅっとファイリングしてあるもの。誰かのためでもなく、見せるためでもありません。このノートは、未来の私のためのものです。

一年を十二冊に分けたファイル

年の初めに、今月はそんな一年を十二冊に分けて残す、月毎のファイルをご紹介したいと思います。

あわせて読みたい

✔︎ 一月の記録が、いちばん厚くなる理由

2016年からそれは始まりました。「January」だけでも、すでに10年分の記録があります。一月のファイルは、他の月と比べて厚みが違います。お正月という大きな行事があり、人が集まり、家の中も、気持ちも、情報も、いちばん動く月。「一年の始まり」を気持ちよくスタートしたい。そんな思いの表れなのでしょう。

一年を整える12か月の記録

どこで何を買ったか、いくらだったか。年末は、いつ動くのがいちばん楽だったか。あのお店より、実はこっちの方がよかったこと。お年始にいただいたもの、こちらからお送りしたもの。どれも取るに足らないことのようでいて、来年の一月になると、えっと、どうしても思い出したくなることばかりです。

✔︎ 来年の私を助けるための、ささやかな覚え書き

今年うまくいかなかったこと。多く買いすぎた、足らなかった、などを来年は修正出来ますように。来年はこんなこともしてみよう!そのための、ささやかな手がかり帖です。来年の私を、今の私がアシストするための相棒になっています。

たくさんの写真が入った1月のノート

一月のページには写真も添えて、よりわかりやすく。気づけばそこに家族が写り込み、歴史のようにもなっていました。特別なことを意識しなくても、このファイルたちのおかげで、一年の流れが大まかに見えてきます

✔︎ 螺旋階段のように感じる、一年の時間

年齢や結婚年数を重ねていくと、一年は、まるで螺旋階段のように感じられます。同じ月を迎えているようで、同じ場所には立ってはいなくて、去年と同じ一月でも、見える景色は少しずつ違ってきます。小さな変化だからこそ、その変化も感じていたい。そう思うと、移り行く歳月を記録する意味も、年々、自然と確かなものになってきました。

去年と同じ一月でも見える景色は違ってくる

二月になると、この地では「いかなご」が解禁になります。初日は〇〇店でいくらだった、とか。六月になると、梅を〇〇にお願いして送っていただいた、とか。ほんとうに、ささいな季節の暮らしごとを大切に残しています。
この地で暮らし、この家を回していく。そのための、走り書きのような覚え書きです。

✔︎ ノート一冊から、月ごとのファイルへ

結婚年数の浅かった頃は、ノート一冊で足りていました。でも、この形式にしてからは、自分の懐を大きくしたような錯覚に陥るほど、なんでも任せて、と答えられるようになり、過ぎていく日々を楽しんでいる私がいます。

1月のファイル

それぞれ表紙の写真は10年前に作った当時までの私の暮らしの写真。今ではそれも懐かしいです。

一月は小正月までに、今年のお正月を振り返ります。きちんとまとめるわけでもなく、ただ、なんとなく残す。忙しさの中で通り過ぎてしまいそうなことを、少しだけ立ち止まって書き留める。それだけで、気持ちが整う気がしています。
今日の何気ないひと筆は、未来の私へ、何を伝えているのでしょう。

1月の読みもの

1月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、2月の準備などの記事をお楽しみください。

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