連載:くらしつづり
インスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(@obentotsuduri)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。
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冬の間、寂しくなる我が家の庭に唯一彩りを与えてくれるのが黄金色の可愛らしい実をつけた金柑の木。
金柑は皮ごと生で食べられる柑橘で、果皮には甘さとほのかな苦味、果肉には酸味があり爽やかな味わいです。
生食の他に、砂糖で煮た甘露煮やコンポート、ジャムなどがポピュラーです。
丸のまま煮た金柑は、そのつややかに輝く色と形、そして金のつく名前から富の象徴とされ、おせち料理の一品としても好まれています。
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今回は冬に最盛期を迎える金柑を使ったシロップ煮と、それをアレンジして作る金柑のチョコレートがけをご紹介します。
【レシピ】金柑のシロップ煮|基本の簡単な作り方
材料
・金柑 2パック(450〜500g) ・グラニュー糖 金柑の重さの半量 ・水 グラニュー糖と同量
作り方
1. 金柑は楊枝でへたを取り、縦に1cmぐらいの間隔で包丁目を入れる。
切り目の間から竹串で種を取り出す。
味見して苦味が強ければ、1度茹でこぼす。
2.金柑が隙間なく並べられるお鍋に砂糖と水を入れ煮溶かす。金柑を入れ、シロップがひたひたになるように、必要であれば水を加える。 紙蓋をかぶせて弱火で柔らかくなるまで8~10分静かに煮る。
そのまま冷まして味を含ませる。
< メモ >
・種を取る時には金柑が潰れたり、切り目が裂けないように、手数をあまりかけ過ぎないように心掛けています。
・煮沸消毒した瓶で密閉保存しておけば日持ちがするので、おせちに使う時には早めに用意しておくと便利です。
・残ったシロップは炭酸やお湯で割ると美味しくいただけます。
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【レシピ】金柑のチョコレートがけ|果実感を楽しむシンプルなアレンジ
フランスで出会った、金柑のコンフィをチョコレートでコーティングしたお菓子のアレンジです。 チョコレートはテンパリングすると、かたくつやのある仕上がりになります。ご家庭で楽しまれるのであれば、湯煎したチョコレートをそのまま使っても構いません。
材料
・金柑のシロップ煮 12〜15個 ・製菓用チョコレート 100g
作り方
1. 一晩置いた金柑のシロップ煮を温める。ざるにあげて水分を切る。
2. クッキングペーパーを敷いた天板に網をのせて、金柑を並べる。
100℃に予熱したオーブンで60〜90分加熱して水分を飛ばす。 表面が乾いて、手で触ってもベタベタしていなければOK。そのまま冷ます。
3. チョコレートを刻んで、ボウルに入れる。
50〜60℃のお湯にボウルの底をつけてゴムベラでよく混ぜながらチョコレートを溶かす。
かたくつやのある仕上がりを目指す場合は、テンパリングを行う。 (チョコレートがなめらかになり50℃に達したら、ボウルを冷水に当て、絶えずかき混ぜながら冷ます。28℃まで冷めたら、再び32℃になるまで湯煎にかける。)
4.金柑をチョコレートに浸して、コーティングする。チョコレートをよく切ってからクッキングペーパーの上に並べ乾かす。
< メモ >
今回のチョコレートがけは、金柑の果肉がコンフィほど乾いていないため、ジューシーな果実味が楽しめますが日持ちはしません。冷蔵庫で保管してください。
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金柑はビタミンCが豊富で、風邪予防や美容効果も期待できると言われています。
この冬、ぜひお試しいただければ嬉しいです。
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連載:くらしつづり(Instagram)
食いしん坊が高じて、コルドン・ブルーとリッツ・エスコフィエでフランス料理を学び、JSA認定シニアソムリエも取得。数年前まで自宅でフランス家庭料理の教室を行っていました。