【2026年】二十四節気:雨水(うすい)〜いつ、どんな時期?七十二候と、暮らしのアイデア・旬の食べ物とレシピ〜
\季節のささやきに、耳をすませて/ブログ「季節のささやき」では、季節の節句や行事ごとに、暮らしを豊かにするアイデアや旬の食材のレシピなどをお届けします。
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1. 雨水っていつ?どんな時期?(七十二候も)
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1. 雨水っていつ?どんな時期?(七十二候も)
2026年2月19日は二十四節気で2番目となる“雨水(うすい)”の始まりで、この日から約15日間を指します。
厳しい寒さが和らいで、雪が雨に変わる時期です。
雪解け水が大地を潤すことから、農耕の準備を始める目安とされます。
また、この時期には上巳の節句(桃の節句、ひな祭り)があり、春の訪れを感じさせる「三寒四温」といった気候現象も見られます。
*1二十四節気(にじゅうしせっき)
太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた、24の季節の指標。節気の始まりの日だけを指すことも多いが、本来はこの日から約15日間を表す。
✔︎ 雨水の時期の七十二候*2
七十二候は、二十四節気をさらに三つに分けたもの。
古来の人々は、この細やかな季節の移ろいを暦に映し、自然とともに暮らしてきました。
・初候(2/18〜):土脉潤起/つちのしょううるおいおこる
雪が雨へと変わり、土が脈打つように潤い始める頃。
・次候(2/23〜):霞始靆/かすみはじめてたなびく
春霞がたなびき、遠くの景色が柔らかく見える頃。
・末候(2/28〜):草木萌動/そうもくめばえいずる
草木が芽吹き始める頃。
*2七十二候(しちじゅうにこう)
約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに等分して初候・次候・末候とした、72の季節の指標。
2.雨水の時期の暮らしのアイデア
立春はまだまだ寒さが残りましたが、雨水は体感的にも春の訪れを感じさせる時期。
自然の変化を楽しみながら、行事や新生活の準備をするのはいかがでしょうか。
▼ 上巳の節句(桃の節句、ひな祭り)の準備をする
雛人形を飾る時期には、特に厳格な決まりはないものの、立春~雨水は最も縁起が良いと言われることが多いです。
特に「雨水の始まりの日(2025年は2月19日)」に飾ると「良縁に恵まれる」という言い伝えがあります。
ひな祭りの遊びやお飾りにぴったりの貝合わせを作るアイデアも。
お吸い物に使ったはまぐりの貝を使って、毎年増やしていくのも素敵ですね。
▼ 新生活の準備をする

∟ by.kae「ずれにくいポケットティッシュケースの作り方」
(2/18公開予定♪)
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キッチン収納の考え方も参考にしてくださいね。
∟ by.りえ「「見せる」と「しまう」を使い分けて収納する」
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3.雨水の時期の旬の食材/食べ物とそのレシピ
おべんとうつづりさんからは、これから迎える桃の節句やお花見にもぴったりの、春景色を映したような色鮮やかなお料理のレシピのご提案です。
またこの頃には菜の花やふきのとうなど、春の山菜が出始める時期でもあり、これらを使った料理を楽しむことができます。
▼ 旬の食材と、それにまつわる読みもの
・真牡蠣 / 11〜4月
(牡蠣の土手鍋風)
・りんご / 10〜2月
(焼き林檎のおやつ)
・れんこん / 10〜2月
(蓮根餅)
・小豆 / 10〜2月
(小豆ごはん、蒸篭で作る平本さんのお赤飯、tomeさんのお赤飯)
・春菊 / 11月〜2月
(春菊のペースト)
・かすべ / 10〜6月
(かすべの煮付け)
いかがでしたか。
季節の移ろいをそっと暮らしに取り入れながら、健やかに過ごせますよう。
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