Tammy*
連載:季節のしつらい手帖
手のぬくもりが残る暮らしを大切にしているクラシライター:Tammy*さん(Instagram)より、月ごとに楽しむ食べること、暮らすこと、についてお届けします。
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新酒が出回り始める頃、酒粕もまた旬の季節に入ります。12月から3月にかけての酒粕は、香り高く、風味も豊か。身体を内側から整えてくれる栄養を多く含んでいます。
そんな酒粕を容器に仕込んでおくだけで、いつもの暮らしに、備えがあるという安心感が生まれ、日々の食事が少し豊かになります。
今回は、豚肩ロース、鱈、鰆、鮭、いか、ほたてなど、魚介・肉どちらにも使える粕床のレシピをご紹介します。
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【レシピ】酒粕の粕床|魚にも肉にも使える基本の配合から食材の漬け込みまで
材料(3種3容器分)
・酒粕 700g ・白味噌 70g ・砂糖 50g ・塩 大さじ1 ・酒 50〜70ml ※酒粕の硬さによって調整
漬け込む食材の下準備
1. 漬ける魚・肉に軽く塩を振り、なじませる。
2. 15分ほど置き、出てきた水分をクッキングペーパーで丁寧に拭き取る。
粕床を作る
1. ビニール袋に酒以外の材料を入れ、手でよく揉んで混ぜる。
2. 全体がなじんだら、酒を少しずつ加えて硬さを調整する。 (目安:50〜70ml。酒粕の状態により加減)
3. なめらかに混ざったら、ボウルに取り出す。
食材を漬け込む
1. 保存容器に粕床を敷き詰める。
2. その上にガーゼをのせる。 ※ガーゼは省略してもOK
ガーゼを挟むと、焼く前に粕を落としやすく、焦げ付き防止になるメリットがあります。身のやわらかい魚や、仕上がりをきれいにしたい場合におすすめです。手軽に作る場合は、省略しても問題ありません。
3. 魚または肉を並べ、上からガーゼをかぶせる。
4. さらに上から粕床をのせ、食材を挟むようにする。上からラップをして蓋をする。
保存の目安・注意点
・冷蔵庫で1日以上休ませて置く。 ・漬けた魚・肉は、冷蔵で1〜3日以内に加熱調理をする。 ・におい、ぬめり、変色が見られる場合は使用を控えてください。
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寒い季節の冷蔵庫に、そっと備えを置いておく。
「睦月の食べること」手軽に仕込める粕床、ぜひ一度お試しくださいね。
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連載:季節のしつらい手帖(Instagram)
神戸在住。60代。海のそばで、季節のうつろいを感じながら暮らしています。季節を楽しむおうちごはんを作り、うつわに絵付けをしたり、時を経たうつわを金継ぎしたり。手のぬくもりが残る暮らしを大切にしています。食べること、暮らすこと——その季節に心を遊ばせながら、言葉を紡ぎます。