【2026年】二十四節気:穀雨(こくう)〜いつ、どんな時期?七十二候と、暮らしのアイデア・旬の食べ物とレシピ〜
\季節のささやきに、耳をすませて/ブログ「季節のささやき」では、季節の節句や行事ごとに、暮らしを豊かにするアイデアや旬の食材のレシピなどをお届けします。
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1. 穀雨っていつ?どんな時期?(七十二候も)
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1. 穀雨っていつ?どんな時期?(七十二候も)
2026年4月20日は二十四節気で6番目となる“穀雨(こくう)”の始まりで、この日から約15日間を指します。
穏やかな春の雨が田畑を潤し、穀物に実りをもたらす時期で、種まきや田植えの時期を知らせる、農作業に適した季節です。
穀雨の終わり頃には雑節:八十八夜(はちじゅうはちや)があります。立春から数えて88日目で2026年は5月2日、茶摘みや本格的な農作業の始まりを告げる目安とされています。
また、次の二十四節気は立夏。
春の終わり、初夏への移ろいを感じさせる時期でもあります。
*1二十四節気(にじゅうしせっき)
太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた、24の季節の指標。節気の始まりの日だけを指すことも多いが、本来はこの日から約15日間を表す。
*2雑節(ざっせつ)
二十四節気だけでは捉えきれない、暮らしや農作業に根ざした日本独自の季節の指標。
✔︎ 穀雨の時期の七十二候*2
七十二候は、二十四節気をさらに三つに分けたもの。
古来の人々は、この細やかな季節の移ろいを暦に映し、自然とともに暮らしてきました。
・初候(4月20日〜):葭始生/あしはじめてしょうず
水辺の葭(あし)が芽吹き始める頃。
・次候(4月25日〜):霜止出苗/しもやみてなえいづる
霜が降りなくなり、稲の苗がすくすくと育つ頃。
・末候(4月30日〜):牡丹華/ぼたんはなさく
牡丹の花が咲き誇り、春の終わりを彩る頃。
*2七十二候(しちじゅうにこう)
約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに等分して初候・次候・末候とした、72の季節の指標。(七十二候の表現や捉え方は地域や資料によって異なる場合があります。)
2.穀雨の時期の暮らしのアイデア
今年は穀雨が終わり、立夏のはじまりとともに端午の節句を迎えます。成長を願う恵みの雨の降るこの時期の良い日にお飾りを出したり、当日の行事食などを考えたりしながら、準備を進めていきたいですね。
また、この時期には八十八夜も迎えるので、お茶を楽しむのにも良い季節です。
✔︎ 端午の節句の準備をする
・はぎれあそび -こどもの日- by.kae
・季節のお飾り〜端午の節句〜 - by.なこ
・粽で祝う端午の節句 - by.早織
・端午の節句のテーブルコーディネート - by.平本麻美
✔︎ お茶の時間を楽しむ
お茶といえば、な大久保香織さんの連載:一茶一菜。
連載を読みながら、お茶とそこに組み合わせる一皿の組み合わせを考える時間もすてきですね。
∟ by.川上琴美「せいろでつくる、ふんわり抹茶蒸しパン。」
✔︎ 季節の植物を楽しむ
・植物を添えて包む - by.平本麻美
・新緑色の竹べらをつくる - by.真鍋百萌
・春の花のスケッチと、額に入れるコツ - by.真鍋百萌
・春を束ねるタッジーマッジー - by.川上琴美
3.穀雨の時期の旬の食材/食べ物とそのレシピ
あさこさんが紹介された筍のアク抜きと米ぬかの捨て方のアイデアは、ほんとうに楽で簡単です。
筍意外にも、軽やかで甘みがあり、栄養豊富で生命力を感じる春の旬の食材を使ったお料理を存分に楽しみましょう。
「春 旬」などで検索すれば春の食材のレシピやアイデア満載です。
クラシコサエルの柚子ごしょうを使った春の食材のレシピも必見!
リラックスやストレス対策に役立つ栄養素がたくさんの春の旬の食材と合わせて美味しくいただきながら、心も整えて元気に過ごしましょう。
いかがでしたか。
季節の移ろいをそっと暮らしに取り入れながら、健やかに過ごせますよう。
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