早織
連載:折々の一皿
早織さん(Instagram)より、旬を取り入れた、和の要素を感じられる自宅でのお料理やおもてなしについてお届けします。
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惜しみつつ桜に別れを告げ、爽やかな芽吹きの季節がやってきました。
葉を全て落とし寂しくなっていた我が家の植物も一斉に芽を出し、鮮やかな緑に色付いてきました。
芽吹いたばかりの木の芽は色鮮やかで柔らかく香りが強く爽やかです。

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今回の一皿は芽吹いたばかりの山椒が香る、木の芽餅です。
【レシピ】木の芽餅|芽吹きの季節に楽しむやさしい和菓子
*材料*(10個)
木の芽:10-15枚程 道明寺粉:100g 砂糖:20g 水:150ml 白餡:150g 水:20ml 氷餅:適量 飾り用の木の芽:10枚
*作り方*
1. 白餡と水を鍋に加え中火で練る。 ぽってりと練り上がったら、バットに移し粗熱を取る。
2. 木の芽の軸が固ければ葉を軸から外し、摺鉢で摺る。
3. 粗熱が取れたら白餡に2の木の芽を加えよく混ぜる。10等分に分け、丸く整えておく。
4. 道明寺粉に水を加え、さっと混ぜしばらく置く。 硬く絞った布に包み10分強火で蒸す。
5. 蒸している間に氷餅を細かくほぐす。
6. 蒸しあがったらボウルに移し、砂糖を加えよく混ぜる。熱いうちに10等分に分け、餡を包んで丸く形を整える。
7. 氷餅を満遍なく塗し、完成。
8. 飾りの木の芽は食べる直前に乗せる。
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白餡を練る時に少し白味噌を混ぜても美味しいです。味噌餡がお好きな方におすすめです。
木々の芽吹きを彷彿とさせる爽やかな香りの木の芽餅。今の季節にぴったりな味わいです。ぜひお試しください。

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