粽で祝う端午の節句

2023.04.27
早織

連載:折々の一皿
クラシライター:早織さんより、旬を取り入れた、和の要素を感じられる自宅でのお料理やおもてなしについてお届けします。

日本の四季を彩る代表的な節句、五節句
その一つである端午の節句の季節です。

 

3年前に息子が生まれるまであまり馴染みのなかった端午の節句。初節句の際に慌てて調べたことが思い出されます。


端午の節句をお祝いするお料理には厄除け成長を願うという2つの意味が込められています。


大きく真っ直ぐに成長する筍料理や、勝つ男にかけて鰹、立身出世を願って出世魚の鰤、おめでたい鯛、子孫繁栄の柏餅、そして中国由来の厄除けの意味が込められている粽など。

現在は男の子の健やかな成長を願う式日ですが、かつては女性のお祭りと言われている時代もあったようです。
そして端午の節句であると同時にこどもの日でもあるこの日。男の子がいるお家もいないお家も願いを込めて食卓を囲んでみませんか。

今回の一皿は粽(ちまき)です。







粽には外郎粽、羊羹粽、水仙粽がありますが、今回は外郎粽です。


 
*材料*
(6本分)

笹の葉:18枚
いぐさ:6本
上新粉:100g
餅粉:25g
葛粉:10g
上白糖:60g
水:100ml



*作り方* 


1.
笹の葉は綺麗に洗って水気を取り、いぐさはサッと煮ておく。

2.
上新粉、餅粉、葛粉、上白糖をふるって混ぜる。

3.
だまにならないよう少量ずつ水を加えていき木べらで混ぜる。

4.
水で濡らし固く絞った布巾に流し、蒸し器で7分蒸す。

5.
蒸し上がったら火傷しないよう気をつけて捏ねた後、粗熱を取る。

6.
均等に6つに分け、丸める。2つをくっつけて、くっついてる部分が底面になるよう転がして円錐状に成形する。

7.
3枚の笹を並べた上に成形したものを置き、きつく巻き、いぐさで縛り完成。

(5本束を作りますが、偶数の方が作りやすいので6本分の分量です。)




 


成形後、少し歪でも笹できつく巻くと綺麗に形が整います。





食卓は福泉窯さんの端午の節句の絵皿を主役に設えました。絵皿が存在感があるので、周りの主張を抑え、新緑の眩しさを意識しました。






明くる日は立夏。
暦の上では、はやくも夏の始まりです。
粽を食べて邪気を払って、菖蒲湯に入り体を癒し、来る暑さに向けて夏支度を始めてはいかがでしょうか。

 



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