せいろでつくる、ふんわり抹茶蒸しパン。

更新日:2025.04.19 | 公開日:2025.04.19
川上 琴美

連載:おやつのじかん
川上琴美さん(Instagram)が提案する"記憶に残るお母さんのおやつ”。料理教室での経験や、子育てをされる中でのおやつ作りのアイデアやレシピなどをお届けします。

桜はもうほとんど散ってしまったけれど、あとを追うように、道の木々が新しい緑をまといはじめています。
上着も薄手になって、朝のコーヒーよりもお茶が飲みたくなるようなそんな気分です。

こんな日には、おやつもやさしいものがいい。
お茶の時間に、ほんのり甘くてやわらかな蒸しパンがあったなら。

今日は、抹茶蒸しパンをつくります。

せいろでふっくらと蒸し上げるから、しっとりしていて、口どけがよくて。
噛むほどに、やさしい抹茶の香りが広がります。

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抹茶の味と香りは、そのままお菓子の仕上がりを決めてしまうから、せっかくなら、本当においしい抹茶を使いたい。

FUJISAN MATCHAは、富士山のふもとで育ったオーガニック抹茶。
粉がとても細かくてダマになりにくいので、お菓子作りにもぴったりで、混ぜ込んでも、きれいな緑色と香りがちゃんと残ります。

 


【レシピ】せいろの抹茶蒸しパン|おいしく作るポイントや簡単アレンジも♪

材料(9号のカップ5〜6個分)

・薄力粉 … 150g
・抹茶パウダー(FUJISAN MATCHA) … 小さじ2
(※今回はつゆひかりを使いましたが、どれでも◎)
・ベーキングパウダー … 小さじ1
・きび砂糖 … 70g
・牛乳 … 150ml
・サラダ油 … 大さじ1


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作り方

1. 下準備をする

・せいろをセットできる鍋に湯を沸かし、蒸気が立つようにしておく。
・せいろの底にクッキングシートを敷いておく。
・薄力粉、抹茶パウダー、ベーキングパウダーを合わせてふるっておく。

2. 生地をつくる

・ボウルにふるった粉類ときび砂糖を合わせて泡立て器で混ぜる。
・牛乳とサラダ油を加え、さらに混ぜる。(まぜすぎに注意)
・お好みで甘納豆や黒豆を加えても◎

3. 蒸籠で蒸す

・生地を均等にカップの8分目まで流し入れる。
・沸騰した鍋の上にせいろをのせ、蓋をする。
・強火で15分ほど蒸す。竹串を刺して生地がついてこなければ完成。

4. 仕上げ

・火を止め、そっとせいろのふたを開ける。(熱いので火傷に注意)
・少し冷ましてから、やわらかいうちにどうぞ。

✔︎ おいしくつくるためのポイント

・抹茶の香りを生かすコツ
 抹茶は香りが飛びやすいので、混ぜすぎないようにするのがコツ。
 FUJISAN MATCHAは粉が細かいから、ふるうときも混ぜるときも、やさしく。

・ふんわりやわらかく作るコツ
 せいろを使うと、適度に蒸気が抜けるので、生地がべたつかずにふわふわに。
 普通の蒸し器でもできますが、せいろのほうが、やわらかく仕上がります。


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✔︎ 簡単アレンジ

・チョコと合わせて
ホワイトチョコチップを混ぜると、まろやかな甘みが加わって、ちょっと洋風な味わいに。

・黒豆や大納言と合わせて
カップに流し込んだ生地のうえに、黒豆や大納言をトッピングしてから蒸しても◎

✔︎ 保存について

・常温 … ラップで包み、密閉容器に入れて1〜2日以内に食べきる。

・冷凍 … ひとつずつラップに包み、冷凍保存(約2週間)。
食べるときは自然解凍して、レンジで軽く温めると、蒸したてのような食感に戻ります。

 

せいろのふたを開けたときの、あの湯気の感じがたまらなく好きです。
ふんわり立ちのぼる抹茶の香りを吸い込むと、なんだかほっとする。

少し甘くて、しっとりしていて、ひと口食べるたびにやさしい気持ちになれる。

そんな蒸しパンが、ひとつあるだけで、
いつものお茶の時間が、ほんの少し特別に感じられる気がします。

せっかくなら春の心地いい青空の下で食べるのもいいですよね。

忙しい毎日のなかで、ふっと立ち止まるような、そんな時間のお供になる抹茶蒸しパン。
FUJISAN MATCHAを使えば、もっと簡単に、おいしくできます。
ぜひつくってみてくださいね。

 

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