我が家の太巻き寿司|節分にもぴったりな福を呼ぶ7つの具材《レシピ》

2025.01.30

連載:くらしつづり
インスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(Instagram)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。

早いもので、もうすぐ節分ですね。

✔︎ 節分とはどんな日?豆まきだけではない楽しみ方

節分は旧暦における1年の始まり、立春の前日。
邪気を払い無病息災を願いながら新しい季節を迎える準備をする節目の日です。

節分と言えば、「鬼は外、福は内」の豆まきが真っ先に思い浮かび、自分の幼かった頃や子どもがまだ小さかった頃の楽しかった思い出がよみがえりますが、今では豆はまかずに食べるばかりとなってしまいました。

せめて節分にまつわるものを飾ったり、作ったりしながら大切に過ごしたいと思っています。

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さて、今回はたくさんの福が訪れますようにという願いを込めて毎年作っている7つの具材の太巻き寿司をご紹介します。

 


【レシピ】7つの具材の太巻き寿司|節分におすすめ

材料・作り方(3本分)

我が家の太巻き寿司の7つの具材は、①穴子、②車海老、③玉子焼き、④干瓢、⑤干椎茸、⑥糸三つ葉、⑦きゅうりです。
3本分だと、それぞれの具材はおおよそ次のお写真くらいの量になります。具材そのものの大きさによって必要量は前後します。(例えば、海老については種類や大きさによって1本につき2〜3尾ご用意ください。)

・すし飯
お米2合にお酒少々と昆布5cm角を入れて炊飯器の水加減に従って炊く。
すし酢(米酢 大さじ3弱、砂糖 大さじ1、塩小さじ2を溶かしたもの)を混ぜて冷ます。

① 穴子
開いた穴子の皮目を塩でこすり、ぬめりを絡め取って洗い流す。
皮側に熱湯をかけてもう一度洗い流す。
ふきんやペーパータオルで皮目を磨くようにこすって水分を取り除く。
煮立てた煮汁に皮目を下にして入れ、弱火で身がふわっと柔らかくなるまで煮含める。

② 車海老
車海老は背ワタを取って、頭から尾まで竹串を通す。
お酒少々を入れた熱湯に入れ、4〜5分茹でて冷水に取る。
串は早めに抜く。
殻を剥いて甘酢に漬ける。

③ 玉子焼き
卵に砂糖、塩、だし汁少々を入れて、細長くふんわり焼く。

④ 干瓢、⑤ 干椎茸
干椎茸は水で戻して軸を取る。
かんびょうは20cmぐらいの長さに切り分け、水で濡らして塩で揉む。よく洗って水から茹でる。
干椎茸を鍋に入れ、もどし汁とだし汁をかぶるぐらい加えて沸かす。アクを取り干瓢を加えて砂糖、しょうゆ、酒で甘辛く煮る。

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⑥ 糸三つ葉
熱湯にくぐらせて冷水にとり、茎と葉に分けておく。

⑦ きゅうり
板ずりして縦4〜6等分に切り、種を除く。

全ての具材の大きさを整え、水分をよく切っておく。
巻き簾に海苔を置き、すし飯を海苔の手前1cm、巻き終わり3cmほどあけて薄く広げ、具材を置く。
手前にかたいものを置くと巻きやすい。
巻き終わったらしばらくおいて馴染ませる。

切り分ける時には、刃をを入れる度に包丁を酢水でぬらしたふきんできれいに拭くと上手くいきます。

 

穴子や車海老が入った少し贅沢な太巻きです。
和紙で包んで、可愛らしい豆菓子と一緒に手土産にしてもいいですね。

皆さまのもとにもお多福さんのような笑顔と安らぎがたくさん訪れますように。

 

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