稲わらで、魔女のほうきを作る

2024.10.06
真鍋 百萌

連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ
日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。

 いつのまにやら涼しい風が吹いて、夕焼けが綺麗で、秋を感じる瞬間が増える秋分の時期。
10月は、植物たちの実りのシーズンです。
去年北海道へ旅行したときに種を持ち帰った「ノラニンジン」は、夏に庭でたくさんのレースのような花を咲かせて、今小さな種を付けています。
これを茎から収穫して干しておきます。
ゆずの実は大きく育っていて、冬にはたくさん収穫できそうです。

花壇のハーブたち、ちょっとイマイチ元気がないのは、夏に暑すぎたせいかもしれません。
もうじきフレッシュハーブティーの飲める季節も終わってしまうので、大きく延びたものは、晴れた日に枝を剪定して、乾かして、冬のためのドライハーブにします。
秋は色々と忙しくも楽しい、小さな庭です。


10月の楽しみといえば、もはや定番になったハロウィンです。
家では毎年、子どもたちや、近所のお友達、アトリエに来てくれる子も、庭を使った宝さがしをして楽しんでいます。
夕方、少し薄暗くなったころに、おばけの仮装をして、懐中電灯を持って庭を探索するのは、ちょっとスリルがあって子どもたちには好評です。
宝はちょっとしたお菓子なのですが、みんなに喜んでもらうのが、私の楽しみでもあります。


ハロウィンを楽しむための、魔女のほうきの作り方をご紹介します。
子どもだったら、本当の魔女のように、またがることも出来ますよ。
材料は稲わらと枝、麻紐だけです。
子どもたちが大喜びしてくれるはずです。

 


【作り方】稲わらの魔女のほうき



材料(子供用ほうき1本分)

・稲わら(大人の手でひとつかみほど)
※手に入らない場合は、ホームセンターの園芸コーナーで買うこともできます
・木の枝(1mくらいに切っておく)
・麻紐

道具
・のこぎり
・はさみ


作り方

1,稲わらは先を揃えておく


2,稲わらの中心に枝を置く


3,枝の先から5cm程度内側を麻紐でしっかりと結ぶ


ここがポイント!大人の力で、一度紐を巻くごとにしっかりと引き、ずれないように何周かして、最後にきつく結ぶ。

4,稲わらを下方へ曲げる


5,しっかりと押さえたら、麻紐で結ぶ。


6,2か所ほど麻紐で結ぶ。
飛び出たところ、穂先をはさみでカットして整えたら完成。

 

 

 麻紐をカラフルにしたり、毛糸を巻いたり、リボンを付けたり、アレンジして自分の魔法のほうきを作ってみてください。
同じ要領で、小さなほうきを作っても可愛らしいです。


楽しいハロウィンをお過ごしください。

 

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