季節のお飾り〜ハロウィン〜

2023.10.13
なこ

連載:季節と暮らす12か月の飾らない飾り
家が大好きなクラシライター:なこさんの、季節のお飾りと暮らしの雑記をお届けします。

今年は9月末日だった十五夜が終わり、10月に入ってからバタバタとお部屋をハロウィン仕様にしました。

クラシコサエルで季節のお飾りの読みものを書かせていただくくようになってから、各行事の由来についてあらためて調べることが増えました。
ハロウィンの由来についても調べてみると、知ればまた違った楽しみ方ができるな〜と思ったので、覚え書きがてらまとめてみます。
(歴史がすこし複雑なので、調べながら書きましたが間違いはご容赦ください。)


わが家のハロウィン飾り(リビング)


ハロウィンは、毎年10月31日に行われるお祭り。
古くは2000年以上前のヨーロッパ、古代ケルト人の宗教祭から、それぞれの地域に独自の発展を遂げながら広がってきたイベントです。
そのため、世界各地で楽しみ方はさまざま。
日本では子どもたちが仮装をしてお菓子をもらったり、家をホラー風に飾ったりと、宗教性よりも娯楽性が高いイベントとして楽しまれています。


ハロウィンツリー飾りは昨年子どもたちと作ったもの
今年もすこし、増やす予定


10月31日は古代ケルト人(紀元前にヨーロッパを中心とした地域で暮らしていた人々)にとって、とても特別な日だったそうです。

日本で言う“大晦日”1年の終わりと、“十五夜”収穫祭と、“秋分の日”夏が終わり、秋の訪れとお彼岸(もっと言うなら、時期は違いますがご先祖様が彼岸を越えて帰ってくるお盆)がいっぺんに来るようなもの、と言うとざっくりとですが分かりやすいのかも。

“1年の締めくくり”なので祝い方やお飾りが盛大で、“収穫祭”や“秋の訪れ”なので装飾の中に秋の収穫物があり。
“お盆”で死後の世界との扉が開くことでご先祖様だけでなく、悪霊や悪さをする精霊も一緒に現世に来てしまうから、おどろおどろしい仮装や装飾はそれらから身を守るため。


わが家のハロウィン飾り(ダイニングの棚)


こんなごった煮の、わくわくする、でもどこか荘厳さもあるイベント、他にあるのでしょうか。
クリスマス同様、類を見ない娯楽性の高さから、世界各地に広まっていったのかもしれませんね。
 

わが家の定番、手ぬぐい飾り


当時のケルトの人たちがこの日を迎える高揚感を想いながら愉しむハロウィンは、またひと味違ったものになりそうです。

 


季節のお飾りのひとつに、手ぬぐい飾りはいかがでしょう 

 手ぬぐいは額装がおすすめです♪
 「どうして額装が良いの?」→こちらの記事へ
 「どうやって額装するの?」→こちらの記事へ

 



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