トリックオアトリート!大人のハロウィン弁当

2023.10.23
tome

連載:旬を楽しむお弁当
クラシライター:tomeさんより、旬のものをおいしく、楽しく、簡単に作れるようなお弁当のレシピや漢方の視点をお届けします。

気持ちの良い秋晴れ!
外に出ると秋の香りが広がっていますね^^

さて、秋といえば栗。暖色日記のハッシュタグでも様々な栗しごとを拝見しています。
今年の栗は夏の暑さで小ぶりなものの、甘みが強いようですね。栗を甘くしてくれたのなら、酷暑に耐えた甲斐があったというものです。
今季初の栗はまず、シンプルにせいろ蒸しにしました。



せいろを開けると甘やかな香りが漂い、アツアツの栗はほくほく!自然な甘さが秋ですね◎
この蒸し栗は渋皮揚げにしてもおススメです。鬼皮だけをむいて、油でさっと素揚げし、熱いうちに塩をふります。表面が香ばしくカリカリの食感になり、いくらでもお酒が飲めます(笑)



無花果の白和え・長いもといくらと一緒におつまみに。ビールでも日本酒でもワインでも楽しめるのが秋の食材の懐の深さ!お酒好きにはたまりません(笑)

うっかりおつまみ手帖のようになってしまいましたが、
栗の渋皮揚げは、時間が経ってもカリカリ食感が続くので、お弁当のおかずにもピッタリですよ。



人参とツナのピラフ・栗の渋皮揚げと秋野菜の素揚げ・豚肉のノルマンディー風(豚肉とりんごのロースト)。



なこさんのハロウィン手ぬぐい からヒントをいただいてごはんをジャック・オ・ランタンにしてみました^^
すりおろした人参・ツナ・ターメリックで炊いたピラフをラップで茶巾包みにし、スケッパーやタコ糸でかぼちゃの形に成型し、切ったいんげんをヘタに見立ててさします。
ごはんをカレー味にしたり、お顔をつけて、お子さんと作っても楽しいですね◎
ぜひ来週のハロウィンに作ってみてください^^

 
【今日の旬食材】

栗:老化防止をつかさどる”腎”を強化するため、漢方では美容食として摂られることもあります。
渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニンが含まれるので、今回お弁当でご紹介したように渋皮ごといただくと、免疫力強化にも役立ちます。
皮をむいた栗をきれいな黄色に仕上げるコツは、しっかり水にさらすこと。でんぷんで濁った水を数回取り替えるだけでも、鮮やかな黄色になりますよ。皮をむいた栗を一度に使用しない場合は、少量の砂糖をまぶして冷凍保存するとパサつかず、色味を保てます。

 



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