季節のお飾り〜梅雨〜
連載:季節と暮らす12か月の飾らない飾り
家が大好きなクラシライター:なこさんの、季節のお飾りと暮らしの雑記をお届けします。
先日、二十四節気では“小満”を迎えました。
小満は陽の光が強くなり、草木や虫、動物たちの生命の輝きを感じるころ。
たまに通りを歩く時、ふとどこかのお宅の庭先が見えると、青々と茂る植物の中に丸みを帯びた大きめの葉っぱ、その中に、紫陽花の蕾がのぞきます。
昨年まで、梅雨の時期は新緑の美しさを感じる竹林の手ぬぐいを飾っていました。
じめじめする季節、せめてお部屋では爽やかな気持ちでいたいなあという想いもありつつ、その実、これまで紫陽花の手ぬぐいで気に入ったものを見つけられなかった、というのもひとつの理由で。
昨年の梅雨を過ぎた頃にやっと好みの紫陽花の手ぬぐいに巡り合って、一年越しに飾ることができました。
アイロンがけの後は、額装をしているので額のサイズに合うようにすこし、断ちます。(くわしい額装の方法はこちら)
布を扱う時間というのは、どこか心が落ち着くものです。
紫陽花の手ぬぐいながら余白が爽やかな印象のある、こちらの手ぬぐいはにじゆらさんのもの。
にじゆらさんの手ぬぐいは和と洋の融合が絶妙。
かわいらしいものが多く、わが家では所持数のいちばん多い手ぬぐい社です。
お部屋で季節を感じる手助けのひとつに、手ぬぐい飾り、いかがでしょうか。
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