限りある種であるコウノトリの野生復帰に取り組んでいます

兵庫県但馬地方の豊岡市では、
コウノトリも住める環境をつくるため、農薬を減らし、生物の多様性をもとめる農法が採用されています。コウノトリ
との共生の願いを込めて、「コウノトリ育む農法」で栽培した大豆と、「コウノトリの舞」の認証を受けた小麦を、但馬の地の多様な微生物が四季の温度変化のなかでゆっくり醸した天然醸造醤油です。

中谷農事組合法人小島さん

拡がるコウノトリ育む農法

「コウノトリと人との共生」を大切、人にもコウノトリにもあらゆる生物に良い環境を守る、2003年3名生産者（1ha）から始まったこの決意は、200haに広がりがり、お米だけ冬に濡れて張った田んぼにはイトミミの仲間や菌類が多く、トロトロ層が賑やかになる　
と、稲株が欲しい肥に変わり雑草の種は土の深いところに住み着くこうして生まれた多様な生き物の暮らす田はコウノトリのえさ場となるとともに安全な農作物（米・麦・大豆の）輪作システム）の基盤となっています。

コウノトリ大豆生産部会堀名さん

コウノトリ大豆畑	小麦畑

 

◆兵庫県の特産品【五ツ星ひょうご】に認定されました!!

栄養成分表示１００ｇあたり
エネルギー 59kcal
たんぱく質 7.5ｇ
脂質 0ｇ
炭水化物 7.3ｇ
食塩相当量 15.5ｇ

この表示値は目安です。

天然醸造の醤油づくり

大徳醤油は、今日の醤油造りの主流となり適温醸造（もろみを加温して発酵期間を短縮する方法）を行わず、四季の温度変化に合わせて微生物が活動する伝統的な天然醸造法を守っています。
杉蔵に住み着いた多様な発酵微生物がその生命活動の産物としてしょうゆを醸していく様は、多くの生き物が暮らす田畑が、安全な農作物を育てていく姿に似ています。
農家の努力に応える醸造を続けていきたいと思います。