水栽培を楽しむ〜vol.5:花を楽しむ〜

2024.02.16
なこ

連載:季節と暮らす12か月の飾らない飾り
家が大好きなクラシライター:なこさんの、季節のお飾りと暮らしの雑記をお届けします。

節分が終わっても、例年は“まだ2月”と、雪のニュースも多い時期ですが、暖冬の今年は特に過ごしやすさを感じることが多くなってきました。
空気がゆるんで、春の気配があちらこちらにみられる最近。
わが家で楽しんでいる水栽培のヒヤシンスとムスカリは、実はもう盛りを過ぎつつあります。

ヒヤシンスの水栽培1年、昨年度の経験から学んだアドバイスも含め今年度10月から、球根の水栽培のことについて毎月ひと記事、書かせていただいています。
先に書いたように、今年度はヒヤシンスに加えてムスカリも育てています。
 ・vol.1;基礎知識・球根選びについて
 ・vol.2;花瓶選びについて
 ・vol.3;水栽培開始について
 ・vol.4;開花前まで
今回は花を楽しむ期間中のアドバイスをまとめました。
(次回、開花後のことをまとめたら、こちらのシリーズは最後になります。)

 

前回のvol.4までの記事では開花前まで、1月上旬の様子をお伝えしていましたが、その後、1月下旬に入ると紫のヒヤシンスとムスカリの花芽がしっかりと見えてきました。


そしてこの状態から、次の日にはもう花を咲かせ始めます。


花が咲くと、ヒヤシンスは特に、独特の香りが部屋中に広がります。
すこし水分を含んだ、芽吹く春の季節を感じる花の香りを嗅覚で、そしてもちろん緑の中で色づく花の様子を視覚でめいっぱい感じることから、開花後の楽しみは始まります。
(子どもたちは、香りはちょっと苦手だったようですが…)


そしてそんな花をできるだけ長く楽しむコツは、咲き終わってしおれた“花がら”を摘んであげること。
花が終わって実を結んでしまうと、種を作るのに栄養が使われてしまうためです。
雑菌が入らないよう、花茎を傷つけないようにそっと取ってあげることが大切。


ヒヤシンスは、ある程度花が咲き終わった後、花茎を切り取るともう1本の花茎が生えて、いわゆる二番花が楽しめることがあります

ただ、茎ごと切り取ると雑菌が入って腐りやすいとの理由で、花がらを摘むだけ、を推奨する意見もあるようです。
もし花茎を切り取る場合は、清潔な手で、清潔なはさみを使うようにすると良いと思います。


花が盛っていくのに対して球根はだんだんと痩せていく様子も観察できるので、見落としがちな球根の様子も気をつけて見ていると面白いですよ。

水栽培中、水だけでは栄養が不足するため、園芸用活力液(“メネデール”が有名ですね)を使うことをアドバイスする意見もちらほら見かけました。
わが家では昨年度、今年度ともに、活力液は使用せずにここまで育てることができましたが、来年度は使ってみて成長の違いを感じてみるのも良いかも、と思っています。


こんな感じのわが家で、水栽培を楽しんでいます。
手ぬぐいを始め、季節のお飾りは買い替えるつもりはなく、ずっと使えるものを選んでいるので、変わり映えがしないかな、と、今年度は季節のお飾りについては縮小してお届けしています♪

2月のお飾り詳細は昨年の記事をご参照ください
 


季節のお飾りのひとつに、手ぬぐい飾りはいかがでしょう 

 手ぬぐいは額装がおすすめです♪
 「どうして額装が良いの?」→こちらの記事へ
 「どうやって額装するの?」→こちらの記事へ

 

2月の読みもの

2月の食に関すること(レシピ付き記事も)、2月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪

月ごとの読みものまとめはこちら

 



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