水栽培を楽しむ〜vol.4:開花前まで〜
連載:季節と暮らす12か月の飾らない飾り
家が大好きなクラシライター:なこさんの、季節のお飾りと暮らしの雑記をお届けします。
小正月も過ぎましたが、1月初めての記事となります。
今年もよろしくお願いいたします。みなさんの穏やかで健やかな1年を心より願っています。
ヒヤシンスの水栽培1年、昨年度の経験から学んだアドバイスも含め今年度10月から、球根の水栽培のことについて毎月ひと記事、書かせていただいています。
今年度はヒヤシンスに加えてムスカリも育てています。
・vol.1;基礎知識・球根選びについて
・vol.2;花瓶選びについて
・vol.3;水栽培開始について
今回は開花までの記録。
置き場所に関しての大切なアドバイスもあります。
と言いつつなのですが、水栽培を開始したのが11月下旬。(開始時期は気温によって調整を!詳しくはvol.3をご参照ください。)
それから12月初旬となってから、子どもと共に下旬まで体調不良が続き…成長記録のお写真がほとんど撮れておらず。
そのため、お写真は一昨年のものを交えながらの成長記録になっています。
vol.3でも紹介しましたが、球根を着水してから3日目。(このあたりまではまだ体調が良かった…)
ヒヤシンスは短いながらも目に見えて分かるくらいの根っこが。
ムスカリに至っては次の日からすべての球根からかなりしっかりと根っこが生えて、3日目のこちらの写真ではなんなら芽も出てきています。
そして昨年度は、ヒヤシンスはこんなふうに成長していきました。
10日目には芽が出て、35日目には花芽も見え、40日目にはすこし花が咲き始めています。
昨年度はこの状態まで「こんなに成長が早いんだ!」と喜んでいたのですが、これは置き場所を誤って早く成長してしまった状態だったのでした。
ヒヤシンスをはじめ、ムスカリも同じく秋植え春咲き球根の適切な生育位温度は20℃以下。
vol.3でも書いたのですが、ヒヤシンスは、
・根っこが5cm以上になるまでは、暗く寒い場所で
・根っこが5cm以上になったら、明るく、でも寒い場所で育てる
これが、美しい花を咲かせて、かつ長く楽しむコツ。
昨年度の失敗は、早い時期に明るく、かつ暖房の効いた暖かなリビングに置き過ぎたことが原因だったので、みなさんも気をつけてくださいね。
ということで、今年度は光だけでなく温度にも気をつけて育て、約45日目でこんな状態。
ヒヤシンスは硬く閉じていた芽の先がやっと分かれてきました。
ムスカリは…すごくないですか、この葉っぱの伸び具合(笑)
そのわりに、根っこは短いままなのも驚きです。
もともと「葉が伸びすぎる」「葉っぱと花のバランスをどうにかしたい」と思う方が多いほど(ネットで調べると悩んでいる方がたくさん!)葉っぱの元気な植物なようで、春先に葉を切ってしまう方法もあるようですが、もうひとつは開始をすこし遅めの12月下旬などにする、という方法もあるようなので。
来年度はヒヤシンスよりすこし遅めに始めてみようかな?と思っています。
出勤や保育園で家族全員がいない昼間には、こんなふうにキッチンカウンターの上に植物が並んでいる最近。
癒されます。
今月のわが家は、こんな感じ。
手ぬぐいを始め、季節のお飾りは買い替えるつもりはなく、ずっと使えるものを選んでいるので、変わり映えがしないかな、と、今年度は季節のお飾りについては縮小してお届けします♪
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