【暮らし上手さんが偏愛する小皿・豆皿・カトラリー】episode.6 中川 奈央さん|発酵料理家
12名の方がつなぐ読みものバトン【暮らし上手さんが偏愛する小皿・豆皿・カトラリー】。
春の食卓をもっと楽しむヒントを見つけてみてください。
“小さな器とカトラリーほど、
暮らしの質を静かに底上げしてくれる”
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①「これは暮らしに取り入れたい」と感じた理由

小皿や豆皿、カトラリーを選ぶとき、私が頼りにしているのは“直感”です。
土の質感を感じる器を見ると、みずみずしい緑の料理を盛りたくなる。
繊細な絵付けがほどこされた器には、あえて素朴な料理をのせてみたくなる。
料理を先に考えるのではなく、器が「こんな一皿を迎えたい」と語りかけてくるような感覚もあります。
小皿や豆皿は小さいからこそ、季節や気分をそっと食卓に連れてきてくれる存在だと思っています。
② この器やカトラリーが似合う、春の一皿

芽キャベツとスナックえんどうの麹和え。
春先の少し苦みを含んだ野菜を、やさしい旨みの麹でまとめた一皿です。
小さな器に盛ると、それだけで春の景色がぎゅっと凝縮されたように感じます。
そこへ合わせたのは、桜の開花が待ち遠しくなる酒器。
まだ肌寒さの残る季節に、春を先取りするような食卓が生まれます。

料理も器も、「季節を味わう準備」をしている時間が、実は一番好きなのかもしれません。
【長岡 皐月】小鉢 |
③ 食卓や気持ちに起きた、小さな変化

これらの器があることで、食卓の景色だけでなく、食事の時間の流れ方も変わりました。
骨董屋で出会った器を使うとき、この器が過ごしてきた長い時間に思いを巡らせます。
誰かの日常にあったものが、今こうして我が家の食卓に並んでいることが、ふと不思議で、少し愛おしい。
いろいろな器がありますが、今いちばん大切にしているのは、有田焼の90代の赤絵付け師の方が絵付けをされる様子をそっと見せていただいたときに迎えた一枚です。
筆の動き、静かな呼吸、重ねられてきた年月。
その記憶ごと受け取ったような気がしています。
桜の季節が近づくたび、その器を眺めながら、春を待つ時間もまた楽しみになりました。
器はただの道具ではなく、暮らしの温度を少しだけ丁寧にしてくれる存在なのだと思います。
いかがでしたか?
クラシコサエルの読みものバトン【暮らし上手さんが偏愛する小皿・豆皿・カトラリー】
次回は小野 秋さん(@___akino)にバトンをつなぎます。
お楽しみに♫
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#小皿 / #豆皿 / #カトラリー
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