自分のための家事貯金。これさえあれば!の安心調味料。

2023.02.25
川上 琴美

連載:四角いおうちの暮らしごと日記。
クラシライター:川上琴美さんの衣食住、好きなものに囲まれた日々の暮らしをお届けします。

食べたもので心と身体ができている。
子どもができて初めて
”食”に気を使うようになりました。
やたらと”無添加”や”無農薬”、そんなワードを
気にするようになり
気にしすぎていつしかそのワードに振り回され
自分勝手に疲弊した時期もあったり。。笑
今ではただただ『楽しいからやっている』
その気持ちの余裕が持てる範囲のことしか
暮らしに取り入れないのがマイルール。
しかしながら、
手を抜き気を抜いてばかりいると
ついつい添加物ばかりの食生活に。。
さらに、その代償に身体は絶不調になり
何もかもが悪循環。。
お料理をすることは好きなのに、
毎日のこととなるとキッチンに立つのが
しんどくなる日も当たり前にあります。
添加物の恐ろしさは
鳥肌が立つほどにわかってはいるものの、
忙しすぎる我々現代人には食品添加物は
切っても切れない存在なんだなと
思い知らされる場面ばかりです。
程良い塩梅がなかなか難しく、
今の私は、”程々に気にしていきましょう”
というテンションに落ち着いています。

ほんのちょっと意識してみるだけでいいや。
という感じに
身体にやさしいものを食べさせたいし、
食べたい。
その想いだけは常に根底にあり、
ゆるっと取り入れられることだけを続けよう。
前回綴った手造りお味噌もそのひとつ。
これさえあれば!と、
日々の食卓を支えてくれている
心強い存在に助けられています。
そして今回は、先日のお味噌仕込みで
半端に余ってしまった米麹を忘れないうちに
使い切ってしまいたくて、
お味噌作りの延長で
玉ねぎ麹塩麹を仕込みました。
これは驚くほどに手軽で簡単!
ただ材料を混ぜ合わせるだけで、
玉ねぎ麹は洋風だしに、
塩麹はお塩の代わりに。
漬け込むだけでお肉やお魚が柔らかくなる。
パスタやスープ、炒め物に煮物、
なんでも使えます。
日々のお料理に欠かせない
万能調味料になり感激です。
 玉ねぎ麹と塩麹
材料 <玉ねぎ麹>・微塵切りした玉ねぎ300g・米麹100g・塩30g
   <塩麹>・米麹100g・塩35g・水 適量(瓶の中の麹と塩が浸かる程の水)
step1 瓶を煮沸消毒しておきます。   
step2 材料を瓶に計り入れます。
step3 スプーンで混ぜ合わせます。
1日1回スプーンでかき混ぜて、5〜10日ほど常温でねかせてじっくり発酵させます。
麹が柔らかくトロッとしてきた頃に冷蔵庫で保管。
※塩麹は、翌日米麹が水を吸ってしまうため、米麹全体がひたひたになるまで水を足します。
冷蔵庫で数ヶ月は持つとのことで、余裕のある時に自分のための家事貯金として作り置きしています。
そして、瓶に詰められた姿ってなんともいえない愛おしさ。
発酵中の日々変化する瓶の中の様子を見続けると、愛着も増し増しですよ。
無添加な調味料を暮らしに取り入れてみる。
自分で作る作り置き調味料に加えて、
普段の買い物での調味料選びも意識を
ほんの少しだけ変えてみています。
無添加のものは多少値が張ったとしても、
そこにはきちんと理由があると思っていて。
質の良さに共感できる本物の調味料には
惜しまず投資したい。
『365』がデビューし、
早速我が家の愛用調味料の仲間入りしました!
無添加ですから余計なものは一切入ってなく、
安心安全で美味しくて。
味はもちろんのこと見た目の品の良さは
食卓に並んでいても様になりますし、
ちょっとした手土産や贈り物にも持っていきたい◎
我が家では、おでんに餃子に
蒸し野菜や炒め物、、
いつものご飯にちょっと添えるだけで
劇的においしくなって、大活躍です。
これさえあれば!のとっておきの安心調味料を
家事貯金として揃えておけば
ヘトヘトに疲れて動けない日でも
なんとか乗り越えられると思うんです。
無理せず楽しみながら
ゆるりといきましょうね。


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