柿と帆立と海老のもと焼き〜柿釜で作るごまみそ風味の秋レシピ〜

公開日:2026.10.29

連載:くらしつづり
インスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(@obentotsuduri)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。

食いしん坊の私にとって、旅に出ることと、その土地ならではの美味しいものを食べることは同義です。そして、旅先で出会った味を家で再現してみるのも、旅の余韻に浸れる楽しいひととき。
今回は、そんな中から生まれた思い出の一品をご紹介します。きっかけのお料理からはだいぶ形を変えましたが、秋になると作りたくなる、柿を使ったお気に入りの一皿です。

秋が旬の柿

以前、ハワイの和食店で忘れられない味に出会いました。半分に切ってくり抜いたパパイヤを器にし、魚介や野菜を詰め、ピリ辛のマヨネーズのようなソースをかけて焼き上げたお料理です。
今でこそ果物を使ったお料理は決して珍しくありませんが、当時はどのような味がするのかと、恐る恐る口にしたものです。パパイヤの甘みと海の幸の旨み、そしてそれらを調和させるソースの意外な組み合わせと美味しさに感動したのを覚えています。

日本ではパパイヤがあまり身近ではないため、代わりに柿を使ってみたところ、あの時の味に近い仕上がりになりました。ただ、柿はパパイヤに比べて香りや味が穏やかなので、ソースを少しマイルドに、和風寄りにアレンジしています。

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柿と帆立と海老のもと焼き〜ごまみそ風味〜の作り方

もと焼きとは、卵黄1個分に対して油100〜150ccを混ぜ、マヨネーズ状に乳化させた「卵の素」というタレをかけて焼き上げる料理です。今回は練りごまを加えるため油を減らしました。
魚介は1種類でも十分で、白身魚を使っても美味しく作れます。
また、柿の季節でない時には、アボカドもおすすめです。

柿と帆立と海老のもと焼き〜ごまみそ風味〜

材料(2人分)

・種なし柿 …… 2個 硬めのもの
・海老 …… 2~4尾
・帆立の貝柱 …… 2~3個
・卵黄 …… 1個分 常温のもの
・米油、またはサラダ油 …… 50cc 
・西京味噌 …… 小さじ2~3
・練りごま …… 小さじ1
・塩 …… 少々
・カイエンヌペッパー、またはチリパウダー …… 少量 お好みで

柿と帆立と海老のもと焼き〜ごまみそ風味〜の材料

作り方

1. 柿は上から1cmのところを水平に切る。ナイフまたはセルクルで丸く切れ目を入れ、中身をくり抜く。中身は小さめの一口大に切る。

柿をくり抜く

2. 海老は背ワタを取り、殻をむいて、柿よりも大きめに切り分ける。帆立も同様に切る。塩少々とお酒を振りかけ、3〜5分ほど蒸して火を通す。

エビとホタテを下処理する

3. ボウルに卵黄と西京味噌を入れ、よく混ぜ合わせる。油を少しずつ加えながら泡立て器でしっかりと混ぜて乳化させる。さらに練りごまを加え、もったりとしたたれを作る。味を見て、必要に応じて西京味噌や塩で調える。

卵の素、もと焼きのたれを作る

4. 柿釜に柿、海老、帆立をこんもりと盛り、上からたれをたっぷりとかける。

柿釜に具を入れ、もと焼きのたれをかける

5. 200℃のオーブンまたはグリルで、焼き色がつくまで7〜10分ほど焼く。
お好みで、カイエンヌペッパーやチリパウダーをほんの少々振る。

グリルをして仕上げる


お試しいただけたら嬉しいです。

#柿(10〜11月)

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