えみ
連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。
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秋の果物といえば…
葡萄や無花果、栗など、さまざまな果物が店先を彩る季節。その中でも梨は、ひと口かじった時の瑞々しさと、シャリッとした食感が魅力です。
そのまま食べることの多い梨ですが、塩気のある食材ともよく合います。
私はフルーツをサラダの甘味に使うのが好きで、季節のフルーツと葉野菜で旬をいただく事が多いです。
今回は、梨に生ハム、春菊、ナッツを合わせてサラダにしました。
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梨と生ハム、春菊のサラダの作り方
梨のやさしい甘みと生ハムの塩気。そこへ春菊のほろ苦さと、香ばしいナッツが加わると、それぞれの味わいが引き立ち、材料はシンプルでありながら、甘味、塩気、苦味、酸味、香り、食感や香ばしさが一皿に。それぞれの良さが混ざり合って、奥行きのある味わいになります。 少し特別な一皿にしたい時は、仕上げに薄く削ったパルミジャーノ・レッジャーノを加えるのもおすすめ。チーズのコクが加わり、ワインにもよく合う前菜になります。
材料(2人分)
・梨 …… 1/2個 ・生ハム …… 40g ・春菊 …… 40〜50g ・くるみ …… 20g ・オリーブオイル …… 大さじ1 ・バルサミコ酢 …… 小さじ1〜2 ・塩 …… 少々 ・黒こしょう …… 適量
※好みでパルミジャーノ・レッジャーノ …… 適量
※春菊は葉先を中心に使うと、梨の甘みとのバランスも取りやすくなります。香りの強いものが苦手なら、ルッコラに替えても。
作り方
1. 梨は皮をよく洗い、縦に薄めのくし形に切る。芯を取り、2〜3mm程度の薄切りにして、少しずつずらしておく。
2. 春菊は葉先を中心に食べやすく摘む。くるみはローストして粗く刻む。
3. 平皿に春菊をふんわりと盛り、梨と生ハムをバランスよく配置する。くるみを散らす。
4. 食べる直前に塩、黒こしょうを振り、オリーブオイルとバルサミコ酢を全体に細く回しかける。(※好みでパルミジャーノを削って添える。)
作り方・盛り付けのコツ
・梨は皮を少し残して薄めのくし形に切り、少しずつずらして扇のように広げると、瑞々しい果肉が見えて美しく仕上がります。生ハムは一枚づつバラしたら、クシャっとさせながら盛り付けると見た目が良いです。
・盛り付けは、材料をすべて混ぜ合わせるのではなく、平らな皿に葉をふんわりと広げ、その上や周りに梨と生ハムを配置。ナッツを散らして、最後に調味料をかけます。味付けは、バルサミコ酢、オリーブオイル、塩、黒こしょうだけ。
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梨そのものに甘みがあるので、ドレッシングに甘味料を加えなくても十分。バルサミコ酢の酸味が梨の甘みを引き締め、オリーブオイルが全体をまろやかにつないでくれます。フルーツはこれからの季節、りんごや柿、レーズンなどフレッシュでないモノでも代用できます。
まだ暑さの残る9月。冷たい料理を楽しみながら、食卓には少しずつ秋の気配を。
いつもの果物を、いつもとは少し違う食べ方で。
旬のものを自由に組み合わせてみると、季節の楽しみ方がまたひとつ広がりますよ。
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9月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、10月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。
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連載:季(とき)を味わう台所(Instagram)
岡山県在住。美容師を経て大手料理教室で経験を積み、現在は独立して「食」にまつわる活動を行っています。季節の手仕事を大切にしていた祖母の家を引き継ぎ、少人数制の料理教室も主宰。“季(とき)を味わう台所”を通して移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお伝えします。