すだちを楽しむ晩夏の食〜料理・調味料・飲み物の簡単レシピ〜

公開日:2026.08.31
えみ

連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。

暑さの残る8月の終わり頃、店先で鮮やかな緑色のすだちを見かけるようになります。

すだちは、料理に酸味を加えるだけでなく、果皮からも爽やかな香りが広がる「香酸柑橘」のひとつ。焼き魚に添えたり、冷たい麺に絞ったりするのが定番ですが、使い方を少し変えるだけで、いつもの料理にも新鮮な香りを添えてくれます。

晩夏の頃から店先に出回る、鮮やかな緑色のすだち

すだちを使うときは、果汁だけでなく皮もぜひ楽しんでみてください。表皮には香りの成分が多く含まれているため、すりおろしたり、薄く削ったりするだけで、料理にふわりと柑橘の香りが加わります。

今回は、そんなすだちを簡単な「料理」「調味料」「飲み物」の3つの方法で楽しむレシピをご紹介します。

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焼き舞茸とすだちのおろし和えの作り方

焼き舞茸とすだちのおろし和え

材料(2人分)

・舞茸 …… 1パック
・大根 …… 150g
・すだち …… 1個
・白だし …… 小さじ1
・水 …… 小さじ2
・薄口醤油 …… 小さじ1
・塩 …… 少々
・七味唐辛子 …… 少々

作り方

舞茸は食べやすい大きさに裂き、油をひかずに温めたフライパンで焼きます。大きめに裂き、水分を飛ばしながら、あまり触らずに焼き色をつけるのがポイント。(私はノンフライヤーで180℃で10分弱で焼きました。)

大根おろしは軽く水気を切り、白だし、水、薄口醤油、塩と合わせます。焼いた舞茸と和えて器に盛り、すだちを添え、七味唐辛子を少々。食べる直前に果汁を絞り、好みですだちの皮を少量削ります。

すだちの飾り切り

すだちの飾り切り

友人に教えてもらったすだちの飾り切り。縁に沿ってぐるっと皮を剥き、結ぶ。…見た目も素敵だし、絞ると結び目を伝って先から果汁が落ちるので、狙ったところに絞れます!

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いつもの一皿に、香りを添える


すだち味噌の焼きおにぎりの作り方

味噌のコクと焼き目の香ばしさに、すだちの爽やかな香りがよく合います。

すだち味噌の焼きおにぎり

材料(2個分)

・ごはん …… 200g
・味噌 …… 大さじ1
・みりん …… 小さじ1
・すだち果汁 …… 小さじ½程度
・すだちの皮 …… 少々

作り方

味噌、みりん、すだち果汁、すだちの皮を削ったものを混ぜ合わせ、おにぎりに塗って香ばしく焼きます。私はノンフライヤーで180℃で10分弱焼きましたが、トースターで焼いたり、バーナーで炙るのもおすすめです。

すだちの皮を削る

最後にもすだちの皮を削ったものをパラリ。

コットンリネンのエプロン

こだわりのエプロンで家事仕事を


すだちソーダの作り方

すだちソーダ

すだち果汁にはちみつを少し加え、炭酸水で割れば、爽やかな「すだちソーダ」に。薄切りのすだちを浮かべれば、見た目にも涼やかな一杯になります。


果汁を絞ったあとの皮も、捨てずに表皮を薄く削って冷凍しておけば、焼き物や和え物、汁物や飲み物の香りづけに使えます。

料理にひと搾りするだけで、味わいだけでなく香りまで変えてくれるすだち。暑さの残る晩夏には、料理を大きく変えなくても、ひとつの柑橘を上手に取り入れることで、食卓に季節を感じることができます。

香りを添え、味わいを変えるすだち

夏の名残を楽しみながら、少しずつ秋へ。
すだちの爽やかな香りを添えて、晩夏の食卓を楽しんでみてください。

読んでくださりありがとうございます。

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