無花果と葡萄、秋を待つ食卓〜旬の果物を楽しむレシピと器の盛り付け方〜
連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。
お盆が過ぎ、まだまだ暑さの残る8月ですが、店先に並ぶ果物には、少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。
私の住むフルーツ王国岡山県は桃に引き続き、葡萄(ぶとう)や無花果(いちじく)も産直に品種も色々と出揃ってきました。

毎年新しい品種や名前が増えていき覚えることは難しいですが、艶やかな無花果や、瑞々しい葡萄…夏の名残を楽しみながら、次の季節を待つこの頃の食卓には、そんな果物を主役にした一皿がよく似合います。

✔︎ 旬の果物を引き立てる器選び
果物を盛るとき、味わいだけでなく、器との組み合わせを考えるのも楽しいですね。
例えば、そのまま果物を盛り付けるならコンポート皿に乗せてあげるとテーブルに立体感が生まれ、華やかな印象になります。

そして明るく透明感のあるシャインマスカットなどには、ガラスや白磁など、涼やかな器を。まだ暑さの残る夏の空気をそのまま映すように、軽やかに盛り付けます。写真の品種はレディーフィンガー…こちらもとっても甘くて美味しい♡

一方、深い紫や赤褐色を帯びた無花果には、土ものや少し色の深い器を合わせると、ぐっと秋らしい表情に。器の質感や色を少し変えるだけで、同じ果物も季節の中で違った印象を見せてくれます。
今回は、葡萄と無花果を、少し趣向を変えて料理にしました。
シャインマスカットは、洋風の白和え仕立てに。
春に伺ったお店で苺の白和えを食べたので、それをヒントにアレンジして作ってみました。
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もう一品は、
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こちらは最近ご本人から直接購入させていただいた大森健司さんの器に盛り付けてみました。モルタルのような質感で、グレーの色と無花果のピンクの組み合わせがお気に入りです。
私は下戸なので、おしゃれなワインとお料理がある食卓への憧れはとても強く(笑)、ノンアルワイン飲んで、それに合うお料理を想像して作ってみたり…。
甘い果物は、デザートとして味わうだけで無く、塩味や酸味、乳製品や香ばしい素材と組み合わせれば、お酒と楽しむ一皿にもなります。

夏から秋へ。季節がゆっくりと移ろうこの時期だからこそ、今しか味わえない果物を、器と料理で楽しんでみませんか?…“食欲の秋”はもう目の前です!食卓にほんの少し先に待つ季節の気配を添えることも、季節を慈しむ楽しみのひとつです。
読んでくださってありがとうございます。
#葡萄:ぶどう(8〜10月)/ #マスカット:シャインマスカット(9〜10月)/ #無花果:イチジク(夏果6〜8月、秋果8〜11月)
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