菜の花とささみのマスタード和え〜春の苦味を味わう、和え物レシピ〜

公開日:2026.02.09
えみ

連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。

節分も終わり、立春を迎え、スーパーの野菜売り場にも少しずつ春の山菜や野菜が並び始めました。
若葉のような鮮やかなグリーンが春らしくて、気分もウキウキしてきます。

菜の花は、春を告げる野菜。
スーパーで売られているものは品種改良されて、アクも少なく食べやすいですが”菜の花”はアブラナ科の総称なので、私の住んでいる地域の産直には、白菜、小松菜、ブロッコリー…など、色々な”菜の花”が棚に並び、味もスーパーのものより良い意味でワイルドです。笑

菜の花は、春を告げる野菜

今回は、その菜の花を使って、さっと作れて、でも後味に余韻の残る和え物を。
合わせるのは、淡白でやさしい鶏ささみ。
お肉が入るのでボリュームもある一品で、忙しい日でも無理なく作れると思います。

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【レシピ】菜の花とささみのマスタード和え

菜の花とささみのマスタード和え

材料

菜の花  200g
・塩    少々

・鶏ささみ 2本
・酒    小さじ2
・塩    少々

*醤油  小さじ2
*オリーブオイル 小さじ2
*粒マスタード 小さじ2
*塩・胡椒  少々
(*…合わせてしっかり混ぜておく)

調味は、醤油・オリーブオイル・粒マスタード、と和と洋の間のような組み合わせ。
ですが、粒マスタードも同じアブラナ科同士で菜の花の苦味とは相性が良く、その酸味と香りが、全体をスッキリ軽やかにまとめてくれます
(*粒マスタードは粒が潰れていないものを使用しています。潰しているものの方が辛味が強いので作る際は調節してください)

アレンジでマヨネーズを加えると、粒マスタードの酸味にコクが加わり、カンパーニュなどの素朴なパンに挟んでサンドイッチにも◎

菜の花とささみのマスタード和えの材料

作り方

1. ささみは水分があれば拭き取り、耐熱皿などに入れ、酒・塩をし、ラップをしてレンジ加熱する(600W 1分半〜2分)
 開けずにそのまま余熱で中まで火を通す

ささみの処理

2. 菜の花は半分に切り(4〜5cmの長さ)、鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を入れ茹でる
 (蕾と茎で太さが違う場合は時間差で茹でる)

菜の花を茹でる

3. 茹で上がったら冷水にとり、しっかり絞る

4. ささみは手でほぐし(このタイミングで筋を取り除く)、茹で汁を含ませ、菜の花・調味料(*)と和える。

菜の花とささみ、調味料を和える

作る時のポイント

・ささみは酒と塩を少しだけ振り、ふんわりと加熱してから蒸らす。このひと手間で、しっとりとした食感が保たれます。
 ほぐした身に、出てきた蒸し汁を含ませておくことも大切です。旨みを逃さず、全体がなじみやすくなります。

ささみの作り方のポイント

・菜の花は、たっぷりのお湯でさっと茹で、冷水にとって色止めを。蕾と茎で太さが違う場合は、時間差で茹でると、それぞれの食感がきれいに残ります。
(今回は太めの茎だったので、茎⇨1分半•蕾⇨30秒程茹でました)
 そしてしっかりと水気を絞ることで、調味料の味もぼやけません。


春の山菜や野菜に苦味が多いのは、冬のあいだに縮こまっていた身体を、ゆっくり目覚めさせるためとも言われています。
程よい苦味のある菜の花で、身体も春を迎える準備をしてみてはいかがでしょうか?

菜の花とささみのマスタード和え

作ってみていただけると嬉しいです☻

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