手作り柚子ジャムのポークソテー

2024.12.04
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

12月に入り、東京では穏やかな秋の日が続いています。週末には庭の柚子を収穫しました。何かと気ぜわしい日々の中、庭仕事をしていると、秋ならではの穏やかな空気が辺りを包み込み、時間がゆっくりと流れているように感じられます。その後、都内に戻ってからはキッチンに籠り、柚子ジャム作りに没頭しました。


薄皮を丁寧に取り除き、皮を細く刻んで甘さ控えめに仕上げる柚子ジャム。手間はかかりますが、その上品な味わいはデザートや料理へのアレンジにぴったりです。今年もぜひお作りいただけたら嬉しいです。

今回はポークソテーに柚子ジャムを使ったソースをご紹介します。柚子ジャムの爽やかな酸味と甘味に、マスタードのほのかな辛味がジューシーな豚肉との相性抜群です。豚肉を美味しく焼くコツもお伝えしますね。

 


【レシピ】柚子マスタードソースのポークソテー


材料

・豚ロース肉(1.5㎝~2㎝程度の厚切り) 2枚 
柚子ジャム 大1
・粒マスタード 大1
・醤油 大1
・白ワイン 大1
・薄力粉 適量
・蜂蜜 お好みで


作り方

1、常温に戻したロース肉の筋切りをする。

赤身と脂身の境い目に筋があるので、そこを2㎝くらいの間隔で切っていきます。ペティナイフのような先の尖ったナイフ、もしくはキッチンバサミを使いましょう。


2、軽く塩(分量外)を両面に振り、薄力粉をロース肉全体に満遍なくまぶす。


3、フライパンに油を大1を入れて、中火で2分くらいを目安に焼く。

最初に、お皿に盛り付ける面を焼きましょう。脂身がフライパンの外側になるように並べます。


4、裏側は1分30秒程度、油をスプーンでかけながら焼き、最後にもう一度表面を30秒ほど焼き仕上げる。


5、一旦、ロース肉をフライパンから取り出し休ませている間に、手早くソースを作る。

強火で焼いてしまうと、筋がきゅっと縮んでしまうので、中火で焼き、余熱で仕上げるようにしましょう。そうすることで、パサつかずしっとりジューシーな食感になります。


6、フライパンに残った余分な油をキッチンペーパー等で軽く拭きとり、ソースの材料を加え、とろみと艶が出るくらいまで煮詰める。


私が作る柚子ジャムは、甘さ控えめなので、甘味が足りないようでしたら、この時にお好みで蜂蜜を小さじ1程度加えて下さい。

 

 

ホリデーシーズンのメニューのひとつに、いかがでしょうか。今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

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