黒豆プーアール茶と豆乳黒豆アイス
連載:一茶一菓子
クラシライター:大久保香織さんより、お茶が主役になるようなお菓子とともに、ひっそり行っているメディテーションタイムをお届けします。
夏を感じさせる空気が気持ちいいこの頃。
手作りアイスの気分なので、豆乳アイスに合わせて、黒豆で黒豆煮と黒豆きな粉を作り、黒蜜をかけようと思います。飲み物は、黒豆茶にプーアール茶を合わせます。
甘いものは大好きですが、夏にかけてこれ以上太りたくはないので、
せめて、体に良い食材で作るお菓子とお茶の時間にしていきます!
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今回のメイン食材は黒豆。
丹波の黒大豆は、小田垣商店さんで購入しました。
黒豆茶を作るために、まずは黒豆を乾煎りします。
フライパンにのせて弱火にかけて揺すりつつ、5分ほど乾煎りします。次第にヒビが入ってきて、香ばしい匂いに、もう幸せモード。
多めに乾煎りしておいたら、煎り黒豆の一部をフードプロセッサーにかけて、黒豆きな粉を作っておきます。少し甘さ出しに砂糖を加えます。
通常の黒豆茶は、煎った黒豆にお湯を注げば完成ですが、効能を追加するべく、プーアール茶を注ぎます。
プーアール茶には、塾茶と生茶の2種類があり、今回選んだのは生プーアール茶という、珍しいタイプのお茶です。緑茶を自然に何年もかけて発酵させることで、時間をかけてプーアール茶になっていきます。
日本では、なかなか見かけないのですが、数年前、家族で雲南省に旅行した時に購入したものを飲もうと思います。
生プーアール茶は、流通量の多い熟したプーアール茶よりも、断然濃さや味わいがマイルドなので、黒豆の風味や味わいを消しません。一方で、熟成年数が大きく香りや味わいに関係し、若いものは独特の苦さがあるので購入する際には注意が必要です。
さてさて、お次はお菓子です。
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黒豆の食欲をそそる良い香りに、夏を感じるアイスがたまらない。
食いしん坊な初夏のお茶とおやつの時間でした。
帰宅したら息子にも食べさせてあげることにします。
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