旬の食材:蕗の若葉で包むおにぎり~季節の塩漬け~

2023.03.15
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。


初夏のような陽気が続き
蕗のとうが顔をのぞかせていたあたり一面に
葉っぱが茂り始めました。



蕗は茎の部分だけではなく
葉っぱも食べられることをご存知ですか?
特に手のひらほどの若い葉は
葉脈が柔らかくて
優しい香り。


蕗の若葉の塩漬けを作って
おにぎりにしてみましょう。

作り方

1、蕗の葉を丁寧に洗う。
2、塩を入れたお湯で茹でる。
3、3回ほど水換えをしながら水に晒しアクを抜く。(30分くらい)

 

鮮やかな緑が美しい〜

4、しっかりと水気を絞った葉を広げて、1枚ずつ塩を振り重ねていく。


ポイント
葉と茎の付け根に汚れが溜まりやすいので
丁寧に洗いましょう。
塩をたくさん使えば保存期間を伸ばせます。
その場合は塩抜きをして使いましょう。


こういうシンプルな食材で、
素材を活かす料理には
365の完全天日塩もオススメです。


今回は若葉ですが成長した大きな葉は茹でた後
水に晒す時間を長くして、十分にアク抜きを行ってください。


2週続けて
蕗の楽しみ方をご紹介しました。


初春の蕗のとうから始まり
これから夏にかけて
茎と葉を楽しむことが出来ます。

季節を感じられるひと皿を
ぜひ食卓に。


今日もご覧頂きありがとうございました。



おまけ
旅行先で立ち寄った和紙のお店。
 購入した商品の袋に蕗摺(ふきずり)が。

秋田県では
葉の直径が1m、高さ2mにも達する大型の
秋田蕗が栽培されています。

 



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