旬の白桃を味わう〜食べごろの見極め方と簡単セビーチェレシピ〜

公開日:2026.07.27
えみ

連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。

春には綺麗なピンクの花を咲かせていた桃の木も、旬の今はかけられた袋の中で、ひっそりと育っています。

袋の中で育っている桃

袋を外し、出荷の時を迎えた清水白桃は、淡い色合いと、ふわりと漂う甘い香りが印象的です。

出荷時の清水白桃
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✔︎ 白桃の食べごろは香りで見極める

私の住む岡山県も色んな品種が増えましたが、代表する清水白桃は、完熟すると果肉がとてもやわらかくなります。
しっかりとした果肉の桃とは扱い方も少し違い、食べごろを迎えた桃は、そっと手に取ることさえ少し緊張するほど。

なので清水白桃などは県外などに配送が難しいそうですが…ぜひ食べてみていただきたい岡山の自慢です。

食べごろの清水白桃

桃農家さんに食べごろの見極め方を尋ねると、「桃からふんわり甘い香りがしてきたら食べごろですよ」と教えてくださいました。

桃は、つい色や硬さで食べごろを判断したくなりますが、まず香りを楽しむこと。
甘く芳醇な香りが漂ってきたら、そっと手に取り、食べる少し前に冷やしていただくのがおすすめです。

「桃はそのまま食べるのが一番!」

農家さんがそうおっしゃるのも納得できる、みずみずしく繊細な甘さ。
まずはそのまま、旬の味わいを楽しみたい果物です。

そのまま、旬の味わいを楽しみたい桃

けれど、旬の桃を料理に使う楽しみもあります
今回は、貝柱のセビーチェに白桃を合わせてみました。


貝柱と桃のセビーチェの作り方

貝柱と桃のセビーチェ

セビーチェは、魚介を柑橘果汁や唐辛子、香味野菜などで和えていただく、ペルーの料理です。
魚介は白身魚やえび、帆立など、その時手に入るものを使って楽しめます。

今回は桃のやさしい甘みと相性のよい貝柱を合わせました。
大きな帆立の貝柱でなくても、生食用の小さめの貝柱で十分おいしく作れます。

レシピと言うほどではありません。
食べやすい大きさに切って、調味料と混ぜるだけ。

貝柱と桃のセビーチェの材料

作り方

1. 貝柱、紫玉ねぎ、ハラペーニョピクルス、パクチー(半量)をライム果汁と塩で和える。

材料をライムと塩で和える

2. 桃は食べる直前に加えて一緒に和える。
(※桃はやわらかく崩れやすく、時間が経つと甘味が全体に流れ出てしまう為、食べる直前がポイントです。)

3. 器に盛り付け、仕上げにオリーブオイルを回しかけ、残りのパクチーも散らし、ピンクペッパー、ライムの皮を削って散らす。

白とグリーンが美しいセビーチェ


魚介の旨みに、ライムの酸味、紫玉ねぎの香り、パクチーの清涼感、ハラペーニョピクルスのほどよい辛み…それに時々感じる桃の優しい甘さ。
一皿で色んな味の緩急が楽しめ、暑い季節にもぴったりの爽やかな一皿になります。
辛いのが苦手な方も桃が入ることでマイルドになり食べやすくなります。

桃は、まずそのまま味わって…
そして、旬だからこそ楽しめる料理にも是非挑戦してみてください

#桃(7〜8月)

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